私たちの取り組む課題
シマヤマネコへの影響としては主に以下が挙げられます。
●縄張りやエサになる生き物の取り合い
●野良猫からの感染症(猫エイズや猫白血病etc)
●野良猫との争いによる負傷や死亡
なぜこの課題に取り組むか
現在、対馬には野良猫を地域猫として管理するシステムが根付いていません。地域によっては多頭飼育崩壊も多発しています。絶滅危惧種のツシマヤマネコとペット飼育から生まれた野良猫が同じ島で生きていくことで当然のように問題も生じてますが、どちらの命が大切という判断はできません。この混沌とした状況を変えるべく、野良猫写真賞で得られる寄付金をもとにして、以下の対策を講じます。
●対馬の野良猫に対するTNRの実施推進(*1)
●対馬における地域猫活動の実施推進(*2)
●ツシマノラネコの現状発信
●保護猫譲渡情報の発信(*3)
*1=Trap Neuter Return(捕獲、避妊去勢、戻す)を略してTNRと呼びます。実施に関しては、関係する自治体や他の団体と協力して行うことを想定しています。
*2=TNR後に地域で管理する個体を地域猫と呼んでいます。実施に関しては、関係する自治体や他の団体と協力して行うことを想定しています。
*3=団体内で野良猫を保護したときのみ一時的に保護猫として預かり譲渡先を探します。野良猫の持ち込みは受付致しかねます。
寄付金の使い道
以下のウェブサイトにて野良猫写真賞を実施し、参加費を寄附金といたします。
https://www.tsushimanoraneko.com