私たちの取り組む課題

今、こどもたちを取り巻く「食」の環境は大きく変化しています。
共働き家庭の増加や生活スタイルの変化、地域とのつながりの希薄化などにより、家庭でゆっくり食卓を囲む時間や、地域の中で食を通して人と関わる機会が減っています。
また、効率や成果が求められる社会の中で、親もこどもも時間や心の「余白」を持ちにくくなっています。
食事は、単にお腹を満たすだけのものではありません。
食材に触れ、料理をつくり、誰かと食卓を囲み、会話をする。
そうした「食」の体験そのものが、こどもたちの五感を育み、人とのつながりを感じ、自分の身体や命を大切にする力を育む「食育」につながります。
私たちは、こどもたちが食を通してさまざまな体験を重ね、安心して成長できる環境を、地域の中につくることに取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか

「ほっとできる場所をつくりたい」
「こそだてをもっともっと楽しもう。みんなのほっとできる場所をつくりたい」という代表・下田の想いから、この活動は、本当に小さな一歩として始まりました。
目の前にいる親子のために、今できることを一つずつ続ける。その想いを胸に、小さな関わりを積み重ねてきました。
仲間やボランティアさんが集まり、地域の方々の応援も少しずつ広がっていく中で、私たちは、この「ほっとできる場所」を必要としている親子が、想像以上にたくさんいることを日々実感しています。
食べることは、生きること
私たちの身体は、毎日食べるものでつくられています。
だからこそ私たちは、「食べることは生きること」を活動の真ん中に置き、食を通してこどもたちの心と身体を育む食育を大切にしています。
何を食べるかだけでなく、食材に触れること、料理をすること、季節を感じること、そして誰かと一緒に食卓を囲むこと。
「おいしいね」と言葉を交わしながら食事を楽しむ共食の時間は、お腹を満たすだけではありません。
誰かと食卓を囲む安心感や、心をゆるめる時間、人とのつながりを感じるきっかけにもなります。
豊かな食体験は、こどもたちの心と身体を育み、その後の人生を豊かにしていくものだと私たちは考えています。
食を通して、親子の時間と心のゆとりを
こども食堂や地域食堂、夕方のお惣菜、長期休み中の食支援は、単なる食事の提供ではありません。
忙しい大人の負担を少しでも軽くし、家庭に「時間」と「心のゆとり」を届けることも、私たちの大切な支援です。
食事づくりにかかる時間が少し減ることで、親子の会話の時間が少しでも増えていくことを願っています。
小さな支援を、こどもたちの未来へ
こどもたちの健やかな成長に必要なのは、食だけではありません。
遊びや失敗を繰り返しながら試行錯誤する時間。豊かな自然の中で遊ぶこと。親子で一緒に体験すること。地域の人たちと笑い合うこと。
そんな温かい記憶の積み重ねが、こどもたちの成長を支える「心のふるさと」になると私たちは考えています。
だからこそ、食育や共食を通して親子がほっとできる場所をつくり、人とのつながりや五感を使った体験を届けていきたい。
目の前にいる親子の今日を支えることが、こどもたちの未来につながっていく。
その想いを大切に、これからも活動を続けていきます。
支援金の使い道



いただいたご支援は、親子の「ほっとできる場所」を続けるために使います。
皆さまからいただいたご支援は、以下のような活動に大切に活用します。
● 食事を届けるために
- こども食堂・地域食堂の食材費
- 長期休み中の食支援に必要な食材費
- 夕方のお惣菜の材料費
- 離乳食や日替わり定食などの食材費
● 親子が安心して過ごせる場所をつくるために
- 子育て支援カフェの運営費
- キッズスペースの維持・整備
- 光熱費・消耗品などの施設運営費
● 体験やつながりを届けるために
- 自然体験・イベントの開催費
- ワークショップや講座の材料費
- 地域との交流活動にかかる費用
● 活動を継続していくために
- 食品衛生・安全管理に必要な費用
- 活動に必要な備品・消耗品
- 広報・情報発信にかかる費用
- その他、継続的な活動に必要な運営費
助成金には、期間や用途などの制約があります。
だからこそ、皆さまからいただく継続的なご支援を、「必要なときに、必要な支援を届けられる活動の土台」として大切に活用していきます。

