事業の目的
「生演奏バンドによるカラオケで思い切り歌ったり、踊ったり…また皆で懐かし思い出話に花を咲かせたり」
・・・という音楽による活動で東北岩手の被災者皆さんの心の復興、地域づくりのお手伝いを進めていく。
将来的には被災地、被災者・避難者の方たちだけを対象にするのではなく、
総ての自治体を対象に「高齢者の引篭もり、孤独死の防止の為のイベント」を望んでいる地域に出向いて
この活動を展開していきたいと思っています。
これまでの活動
三陸歌声喫茶キャラバン開催履歴
2014年 8月 (クラウドファンディングにて資金調達)
・大船渡市 屋台村
・大船渡市 来渡ハウス
・大槌町 わらびっこ商店街
・田野畑村 NPO法人ハックの家
2015年10月 (寄付金にて資金調達)
・陸前高田市 りくカフェ
・大船渡市 屋台村
・気仙沼市 ケアハウスみなみ
・野田村 国民宿舎えぼし荘
・宮古市田老 仮設住宅集会所
・大槌町 わらびっこ商店街
2017年 10月 (一社PSJが採択された復興庁心の復興事業より受託)
・大槌町 わらびっこ商店街
・大槌町 勤労青少年体育センター(NPO法人つどい「お楽しみ市」と共催)
2018年 10月 (一社PSJが採択された復興庁心の復興事業より受託)
・釜石市 大町災害公営住宅2ヶ所(お茶っこサロン等と併催)
・大槌町 おしゃっち(NPO法人つどい「お楽しみ市」と共催)
2019年(岩手県復興支援事業)
1月
・大槌町 末広町災害公営住宅集会所
・大槌町 大ケ口災害公営住宅集会所
・大槌町 屋敷前災害公営住宅集会所
2月
・大槌町 小鎚第8仮設住宅集会所
・大槌町 浪板交流促進センター
・大槌町 「おしゃっち横丁」と併催
3月
・大槌町 屋敷前災害公営住宅集会所
・大槌町 おしゃっち多目的ホール「うたごえバル」
・大槌町 臼澤寺野ふれあい集会所
9月
・盛岡市 備後第1アパート月が丘2丁目第1集会所
・盛岡市 しぇあハート村(もりおか復興センター主催「けむし食堂」と共催)
・宮古市田老 田老第29分団屯所
・宮古市田老 田老第28分団屯所
・宮古市田老 道の駅たろう内ほにほに亭
・宮古市田老 田老第28分団屯所
・宮古市田老 三王自治会研修センター
・宮古市田老 道の駅たろう 元祖サッパ市と共催
10月
・盛岡市 もりおか復興支援センター(お茶っこサロンと共催)
・盛岡市 備後第1アパート月が丘2丁目第1集会所
・花巻市 シティコート花巻中央集会所(芋の子汁食事会と共催)
・大槌町 屋敷前災害公営住宅集会所
・大槌町 臼澤寺野ふれあいセンター
・大槌町 おしゃっち おおつち産業まつりと共催
11月
・花巻市 花巻交流会館(「ふるさと交流会」と共催)
・北上市 北上総合福祉センター(「復興ふるさと作品展示会」と共催)
・北上市 北上総合福祉センター(「芋の子交流会」と共催)
・釜石市 両石復興公営住宅集会所
・釜石市 大町復興住宅4号集会所
・釜石市 浜町復興住宅集会所
12月
・花巻市 賢治の広場 午前の部・午後の部
・大槌町 大ケ口1丁目町営住宅集会所
・大槌町 大ケ口団地多目的集会所
・大槌町 安渡県営アパート集会所
・大槌町 桜木町保健福祉会館
2020年(岩手県復興支援事業)
1月
・北上総合福祉センター 午前の部・午後の部
・盛岡市備後第1アパート月が丘2丁目第1集会所 午前の部・午後の部
・釜石市根浜レストハウス
2月
・花巻市賢治の広場 午前の部・午後の部
2022年
3月
・大槌町おしゃっちホール うたごえバルと併催(美魔女会主催 協力(一社)PSJ
7月
・大槌町 安渡公民館 おしゃっち駐車場
9月
・宮古市田老 道の駅たろう内てくてく 午前の部・午後の部
・宮古市田老 田老第28分団屯所
・宮古市田老 三王自治会研修センター
10月
・盛岡市 南青山アパート 午前の部・午後の部
・大槌町 大ケ口団地多目的集会所
・大槌町 チャリカフェ
11月
・盛岡市 南青山アパート 午前の部・午後の部
2023年
2月
・盛岡市 南青山アパート 午前の部・午後の部
・釜石市 鵜住居応援センター 午前の部・午後の部
・釜石市 両石復興公営住宅集会所
・釜石市根浜レストハウス
3月(一社PSJが採択された復興庁心の復興事業より受託)
・北上市 細越住宅集会所 午前の部・午後の部
・花巻市 賢治の広場 午前の部・午後の部
6月(一社PSJが採択された復興庁心の復興事業より受託)
・大槌町 吉里吉里花道育成会館・末広町災害公営住宅集会場
・宮古市田老 田老第28分団屯所・三王自治会研修センター
9月
・盛岡市 しぇあハート村 ふっこうふれあい秋祭り(SAVE IWATE と共催)
10月
・釜石市 平田地区生活応援センター 午前の部・午後の部
・大槌町 臼沢寺野ふれあい集会所 午前の部・午後の部
11月
・奥州市 上姉体会館 午前の部・午後の部
・花巻市 賢治の広場 午前の部・午後の部
・盛岡市 南青山アパート 午前の部・午後の部
・北上市 黒沢尻東地区交流センター 午前の部・午後の部
12月
・大槌町 吉里吉里花道育成会館/浪板交流促進センター
・宮古市田老 消防第28分団屯所/三王自治会研修センター
2024年
1月
・釜石市 両石公営住宅集会所/平田地区生活応援センター
・宮古市田老 消防第28分団屯所/三王自治会研修センター
6月(一社PSJが採択された復興庁心の復興事業より受託)
・釜石市 両石公営住宅集会所/平田地区生活応援センター
・大槌町 浪板交流促進センター/末広町営住宅大槌町
9月
・大槌町 安渡公民館/臼沢寺野ふれあい集会所
・宮古市田老 消防第28分団屯所/三王自治会研修センター
11月
・大槌町 吉里吉里花道育成会館/浪板交流促進センター
・釜石市 鵜住居応援センター/根浜レストハウス
・釜石市 両石公営住宅集会所/平田地区生活応援センター
12月
・宮古市 鍬ヶ崎公民館
・盛岡市 南青山アパート 午前の部・午後の部
・花巻市 賢治の広場 午前の部・午後の部
これまでの事業成果
2014年~2015年
震災からまだ日の浅い時期では仮設住宅に住み、日頃大きな声を出すことも歌うことも憚られていた方たちの心の解放の場として活用してもらった。
震災後、「まだ楽しむということに後ろめたさを感じていた」被災者の方が
「今日歌ってみてやっと吹っ切れました。これからは天国に行った友達の分まで楽しんで生きていきます!」と
新たな生きる力を得ることができた。
2017年以降
避難所、仮設住宅から災害公営住宅へと3度目のコミュニティ再生を必要としている自治会の皆さんの「町づくり」のイベントに成り得た。
「自治会ができてから初めてのイベントがこの歌声喫茶で良かった」と喜ばれた。
同じ自治体の中でも初めて会う人たちが多い中で
「カラオケだとあまり他人の歌を聞いていないもんだけど、生演奏には慣れていないので、皆で助け合っていくうちに自然に仲良くなれた」という効果を実感できた。
被災地での生活を諦め、内陸部で生活を始めた方にとって
「自分の故郷から演奏をしに来てくれる人がいて、その人に会えることがとても嬉しい」
「もう故郷のことは忘れようとも思ったけれど、もう一度思い出すことができた」という事象になれた。
「日頃、気難しい高齢者がこの音楽イベントに参加したら、自ら片付けなどに参加するようになり、人の心も和らげてくれた」
と自治会長から感謝された。
2022年以降
コロナ禍による活動自粛を余儀なくされた数多くの自治会。
なかなか活動再開に踏み切れずにいた自治会の「活動再開」のはじめの一歩としてこの三陸歌声喫茶キャラバンが活用され、
大震災復興支援のみならず、こうした新たなる支援活動の場を提供できるようにもなった。
事業の必要経費
- 移動費・交通費・宿泊費
- 活動メンバーへの謝金・人件費
- 会場使用料・音響機材利用料
- 告知フライヤー・歌詞カード・アンケート等の作成費・印刷費
- アンケート用ボールペン・お茶代・手指消毒液等の消耗品費
- 通信連絡費
- 運営事務・経理関連等の人件費