私たちの取り組む課題
雄大な四国カルストに抱かれ、四万十川の源流部に位置する高知県梼原町は、町面積の91%を森林が占める山間の町です。梼原町では収穫期を迎えた人工林の皆伐が進んでおり、皆伐後の再造林が求められています。手入れが不十分なスギやヒノキの人工林は生物多様性に乏しく、水質の浄化などの水源涵養機能が低下するといった指摘があります。そのため、梼原町ではスギ・ヒノキに代わって広葉樹による再造林を推進しています。
more treesは活動初期から梼原町と連携して、町内の森林保全活動に取り組んでいます。町名の由来でもあるイスノキ(Distylium racemosum)をはじめとした地域の自生種の植林と、シカなどの獣害対策を組み合わせて森林保全を進めています。また、地元企業と協働で地域の森林で広葉樹の種子を集め、遺伝子情報の保全に配慮した苗木の生産や圃場の整備にも取り組んでいます。
現地協力団体:梼原町
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高知县梼原町位于四国喀斯特山区的怀抱之中,也是四万十川的源头地区,该小镇约91%土地被森林覆盖。梼原町正面临着人工林的皆伐阶段,需要进行皆伐后的再造林工作。研究表明,保养不足的人工杉木和人工桧木林缺乏生物多样性,水质净化等水源涵养功能低下。因此,梼原町正在推进以阔叶树为主的再造林,以取代杉木和桧木。
more trees在开展活动初期就与梼原町进行了合作,致力于推动该镇的森林保护活动。在进行当地自然生长的物种——蚊母树(Distylium racemosu,也是梼原町名字的由来)的植树工作,并结合防止鹿等野生动物造成生态损害的措施,推进森林保护的同时,开展与当地企业的合作,在地区森林中收集广叶树的种子,致力于考虑到遗传信息保护的苗木生产和种植场的建设。
なぜこの課題に取り組むか
いま、世界では、森がどんどん消失しています。
日本では、木々は増えているものの適切な手入れが充分になされず、森は健やかさを失っていっています。
私たちは、森の健やかさを取り戻すために、地域の実情に合わせ「木を植えること」「木を育て、適切に伐り、活用すること」を基本とする森の保全活動を行っています。
そして、森からは「製品・サービス・情報・体験などを都市に届けること」、都市からは「森の恵みの価値を受け止めた人々の想いや、経済的な対価を森に返すこと」で、森と都市をつないでいます。
都市の人々の想いが経済的な対価を生み、森の保全活動に還元されます。保全された森は、再び人々に恵みを与えてくれます。
この循環をつくり、維持することが、私たちの考える「森づくり」であり、私たちが「森と人がずっとともに生きる社会」のために行っている活動です。
ぜひ一緒に取り組んでみませんか?
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※本活動は任意団体による取り組みのため、個人の方からのご寄付は寄付金控除の対象外となります。
また領収書の発行はいたしかねますので、予めご了承ください。
寄付金の使い道
【みなさまからのご寄付によって達成できること】
1,376円で苗木が1本植えられます。
2,751円で苗木が2本植えられます。
4,127円で苗木が3本植えられます。
6,878円で苗木が5本植えられます。
13,757円で苗木が10本植えられます。
27,513円で苗木が20本植えられます。