私たちの取り組む課題
子育て環境の孤立
子育てをしていて、孤独を感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
日本の子育て環境は、親だけが頑張らなければならないことが多すぎると感じます。
そして、それはコロナ禍でより強く認識されたと思います。
地域に安心できる遊び場は少ないため、子どもは家の中で遊ぶ機会が増えています。
子どもと地域の人々が知り合う機会も減り、地域は子育てに関わる力を失っています。
当然ながら、親は子育ての負担が増えていきます。
孤独を感じるのは当然のことです。
もっと育てに関与する人を増やし、保護者の方を支え、地域ぐるみで子どもを育てる環境づくりをする必要があります。
学校に行かない子どもたち
不登校児童生徒の数は、毎年最多を更新しています。
なのに、不登校の子どもたちが選べる学びの場はどれだけあるでしょうか。
学校が合わないのなら、その子に合った学びかたがあるはず。
学校に行かない子も学びの場を選べるように、居場所作りが必要です。
子どもが学校に行かなくなると、学校や親同士の繋がりが減り、保護者の方も孤立しやすくなります。
保護者の方にとってもつながりを得られたり、気軽に相談できたりする場が必要です。
なぜこの課題に取り組むか
孤立を防ぐゆるやかな関わりを生み出す
もっと、子育てに関与する人を増やしたい。
地域ぐるみで子育てができる環境を作り、子育てに希望の持てる地域にしたい。
そのためには、「相手を知っていること」が必要です。
よく知っている人は安心できる。
全く知らない人は怖いし、関わりを避けたくなる。
それは、人にとって本能的なことです。
自然に互いを知るために、参加者が同じ時間を共有したり、協力して取り組んだりする活動をしています。
様々な活動を通して、参加者同士の「ゆるやかな関係づくり」に取り組んでいます。
学校に行かない子の居場所づくり
私たちは、「タネノバのテラコヤ 」として学校へ行かない子の居場所作りに取り組み、
子どもたちが自分で過ごし方を決め、主体的に活動できるようにしています。
子どもが過ごし方を決めることが大切なのは、出会った子どもたちから学んだことです。
それだけで表情が変わり、のびのびとしてきます。
そして自然に主体性が生まれていきます。
学校に行かない子どもにとって、「ここにいたい」と思える居場所が大切なのだと感じています。
子どもが学校に行かなくなると、学校や親同士の繋がりが減り、保護者の方も孤立しやすくなります。
テラコヤは、保護者の方にとってもつながりを得られたり、気軽に相談できたりする場になっています。
寄付金の使い道
寄付金の使い道
①学校に行かない子どもの居場所「テラコヤ」の利用料、食材費、教材費、設備費、光熱費
②スタッフ人件費、ボランティアの謝金・交通費
③その他法人の理念に関わる活動の備品や消耗品の購入
などに当てさせていただきます。
居場所作り、交流の場作りから、いずれは日常的に人を繋ぐ幅広い活動に発展させていくことで、
より多くの方に支援を届け、「そもそも子育てで困らない地域づくり」につなげていくことを目標にしています。
今後も活動を持続し、広げていくために、ご賛同いただける方のご支援をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。