私たちの取り組む課題
私たちは、様々な理由で学習機会が制限されている子たちの「学びの機会」を拡げるために、様々な取り組みでその機会を拡げる活動をしています。
〇活動1…対面学習支援(無料):高校生ボランティアが十勝帯広管内の小中学生に対して学習支援をしています。学校の宿題をやったり自分の教材に取り組むことはもちろん、オンラインで学習プリントを出力して演習することも出来ます。
※課題の要素 ⇒ 「教育格差の是正(経済的)(不登校など)」「新たな地域コミニティの創出」
〇活動2…すくさぽオンライン(無料):学校の別室や公共の施設(文化ホールなど)にいる子達に、オンラインで学習支援を届けています。毎月、学校や教育員会にも授業時の様子をお伝えし、出席扱いにして頂いています。また、帯広市のオンライン不登校支援事業である「ひろびろチョイス」にも参画して、メタバース空間内で学習支援を提供しています。
※課題の要素 ⇒ 「教育格差の是正(不登校・地域格差など)」
〇活動3…社長の本だな企画(無料):経営者の方から中高生へ「社会貢献の精神」について語ってもらいます。中高生にとって、経営者の話を直接聞ける機会はめったになく、参加者からは「とても勉強になった!」と毎回感想が聞かれます。
※課題の要素 ⇒ 「社会教育の機会創出」
なぜこの課題に取り組むか
日本において数々ある課題の中で「人口減少」は、深刻な問題です。地域に目をやってみれば「町内会」は活動が小さくなっていき、空き家も増えて来ています。独居の高齢者が寂しい気持ちで暮らしているのを聞くと、胸が苦しくなる状況です。「地域コミュニティづくり」はまさに待ったなしの状況にあると言えるのでは無いでしょうか。
そして、子ども達を取り巻く教育環境は複雑さを増しています。長らく続く「日本経済の停滞」により子どもの教育にあまりお金をかけられない家庭も増えているかもしれません。そして不登校生徒の数は全国で30万人に迫る勢い。これからの日本を背負って立つ彼らの未来はいったいどうなってしまうのでしょうか?
私たちが生み出したい状況は「子ども達の学びの機会」を作りだす、「新たな地域コミュニティ」の創出です。人口減少から生まれる地域の課題や、子ども達の学びの環境づくりの課題を複合的に解決していきたいと考えています。
寄付金の使い道
現在、私たちが進めている「対面学習支援」や「オンライン学習支援」は、学習機会を拡げるという観点から全て無料で実施しています。そして、その活動資金は、主に助成金から捻出しているのが現状です。助成金は年度ごとに採択されるものであり、次年度必ず採択される保証はありません。頂いた寄付金は下記の用途に使用させて頂きます。
・対面学習支援の会場費
・オンライン学習支援の通信費
・学びの居場所づくりの教材費
・学びの居場所づくりのスタッフ人件費
・子供たちやスタッフにかける保険