私たちの取り組む課題
現地NGOと協働してストリートチルドレンへの炊き出し支援をし、信頼関係を築いた上で過去や生活状況の聞き出しを行います。それらを踏まえ就学や就労の道を探り、その子に合った支援を行っています。
併せて2020年9月に起きたナイル川洪水により住居を失った人々への生活再建の支援を行っています。炊き出しや瓦礫撤去、通院支援等が主な活動です。
国立のハルツーム大学で日本語を学びたいスーダン人学生に日本語を教えています。日本語能力試験を実施し、日本への留学、就労を視野に入れた学習を提供しています。
なぜこの課題に取り組むか
イスラームの影響力が強いスーダンにおいて親のいないストリートチルドレンは非合法で生まれたと考えられ忌み嫌われる存在となっています。そのため就学や就労といったあらゆる機会に恵まれず、ゴミを拾ってその日暮らしを余儀なくされています。その連鎖から抜け出すためには社会意識の変化と就学就労の機会拡大が必要です。
しかし、この問題を根本的に解決するには受け皿が必要となります。スーダンの現状では大卒でも良い仕事に就くことができません。雇用を創出するためのお金も技術も足りません。これを解決するために海外で学ぶ若者を増やし、技術を学んだ後にスーダンに戻ってくる人材を増やしていくことで産業を発展させていく必要性があると考えています。
寄付金の使い道
寄付金は、ストリートチルドレン支援、ナイル川洪水被害者支援、日本語学習活動に使わせていただきます。