私たちの取り組む課題



· 歴史の未来継承:慰霊公苑の整備を通じて戦争の歴史を風化させず、後世に伝える場を提供する。
· 平和学習の機会創出:訪問する人々が歴史を正しく学び、自らも平和の尊さを伝えていくきっかけをつくる。
· 国境を越えた合同慰霊:過去の敵味方を超え、日米合同の慰霊を行える融和と追悼の斎場(プラットフォーム)とする。
なぜこの課題に取り組むか



私たちがこの課題に取り組む理由(使命と決意)
日本政府が掲げる「一地域一慰霊碑」の原則により、中部太平洋地域における国費管理の慰霊碑はサイパン島に限定されています。しかし、この地域に点在する島々は、それぞれが尊い命が失われた独自の「玉砕の地」です。ここグアムも例外ではなく、国からの公的資金は一切支給されない中、私たち南太平洋戦没者慰霊協会という民間団体が身を賭して慰霊碑の維持・管理を担ってまいりました。
これまで活動を支えてくださった多くの先達が世を去り、資金や人員の面で管理体制は今、かつてない深刻な難渋に直面しています。国費が届かない地だからこそ、私たちが手を引けば、この地に眠る御霊への追悼の場も、戦争の凄惨な記憶も、すべてが歴史の闇に埋もれてしまいます。
だからこそ、私たちは立ち止まるわけにはいきません。かつて激戦地となったこの島を「歴史の未来継承」「次世代への平和学習」「日米合同の融和の斎場」へと再生させ、さらに現地住民の犠牲への配慮や日系人会への援護を継続していくこと。この創建の理念を次代へ繋ぐことこそが、今を生きる私たちの使命です。
民間団体という限られた条件のなかにあっても、知恵を絞り、新たな支援の輪を広げ、私たちはこの困難な課題に挑み続けます。
支援金の使い道



支援金の使い道について
皆様からいただく貴重な支援金は、国からの公的資金が一切ない中、民間団体である当協会が単独で維持している「南太平洋戦没者慰霊公苑」の維持・管理費へと全額大切に充当させていただきます。
近年、私たちはかつてない深刻な財政難に直面しています。現地の急激な円安ドル高の影響に加え、旅行会社の減少や観光客・修学旅行生の激減により、これまで公苑を支えていた賽銭や寄付などの自主財源が著しく不足しているためです。
一方で、公苑の維持にかかる出費はかさむ一方であり、主に以下の管理・修復費用への充て先として皆様のご支援を必要としています。
主な使途(公苑管理費の内訳)
· 老朽化に伴うインフラ補修:創建から年月が経ち劣化が進む、水道設備や慰霊碑本体の修繕
· 自然災害・気候への対策:激しい日射や台風の被害による、外壁などの損傷箇所の修復
· 広大な敷地の環境保全:安全で美しい景観を保つための、定期的な草刈りやメンテナンス
· 防犯および治安対策:不法侵入者による施設の破壊・落書きに対する修復と、現地での各種保険費用
国費が届かないこの玉砕の地で、先達が築いた「慰霊と平和の場」を守り、次代へ繋いでいくためには、皆様の継続的なご支援が不可欠です。厳しい現況を乗り越えるため、何卒温かいご協力を賜りますようお願い申し上げます。

