事業の目的
科学的に地球や環境を捉えるのではなく、北海道富良野市という豊かな自然環境の中で、五感を通じて環境を捉える教育を行っています。
目的は、地球に生きる人間が地球環境を意識した生活を送り、最終的には環境教育が必要ない世の中になることです。
プログラムの内容といたしましては、はじめに自然塾ではなぜ森を作っているのか、そして生きるために何が必要なのかをということを考えてもらっています。
そこから、裸足で森を歩き、地球の構造(空気の量や、水について、陸地の森林について)を感じ、地球の歴史を体で感じ取った後に、未来に向けて植樹をして木を残し、森作りをしてもらいます。
これまでの活動
これまでは、環境教育を行うことで、森と自然を考える仲間を全国広げてまいりました。(分校が全国に8つになりました。R6。)今後も大きく活動は変わることはありませんが、時代に合わせた発信や協力体制が必要になってくると感じています。そのためにも、新しい考え方や、組織体制、発信行動をするためにも吸収を怠らないように活動を広げていきたいと考えています。
これまでの事業成果
年間約2,000人の方々に、環境教育を行ってきたことで、分校ができ、全国40箇所以上の施設にもお声掛けいただきました。何よりもの成果が上がっていると実感しております。しかし、未だ我々の環境教育が必要とされているということは、社会の環境や自然への意識がまだ低いということがわかります。現状としては今までの活動を続けてゆき、未来を生きる子どもたちのためにも、活動を続けていきたいと考えています。
事業の必要経費
環境教育を行う話し手の養成が必要となります。また、環境教育を行うための施設の整備や、学校団体への営業活動などが挙げられます。
その他には、北海道富良野市へ訪れることのできない団体などもあるため、そうした場所への出張活動も必要経費に当たります。
現代において、情報というのは簡単に手に入る世の中になっています。
しかし、本当で確実な情報というのは、自分自身の身体で感じた情報第一次情報です。
つまり、体験による経験機会をもっと増やしていかなくてはならないと考えています。
そのための活動費が重要になると考えます。
次世代のスタッフ養成も課題の一つです。