私たちの取り組む課題
思春期の居場所と、その担い手を支える仕組みが足りない
私たちが取り組むのは、思春期の子ども・若者が、家や学校以外で安心して過ごせる居場所を十分に選べないこと、そして、その居場所をつくる担い手を支える仕組みが十分に整っていない課題の解決です。
中高生世代には、友人と過ごしたい、一人になりたい、好きなことに取り組みたいなど、多様な思いや過ごし方があります。しかし、身近に立ち寄れる場所がなかったり、自分に合う居場所を見つけられないことも珍しくありません。困りごとが表面化する前から、日常の中で安心できる場所や人との関係を持てることが大切だと私たちは考えています。
一方、地域で居場所づくりに取り組む人たちも、資金や人材の確保、地域の理解、行政との連携などの課題に向き合っています。現場の努力だけに頼らず、相談し合えるつながりや、活動を続けられる基盤を整えることが必要です。
なぜこの課題に取り組むか
居場所をつくる人を支え、子ども・若者の選択肢を広げたい
思春期の揺らぎは、だれにでも起こりうるものです。迷っているとき、うまく言葉にできないときにも、気持ちを受け止めてくれる人や、安心して過ごせる場所がある。その関係や時間を、子ども・若者の身近に増やしたいと考えています。
居場所は、困ったときに支えとなるだけでなく、人と出会い、好きなことに触れ、自分なりの過ごし方を見つけられる場でもあります。そこにいるために、成長や成果を求められる必要はありません。
こうした居場所を各地に広げ、続けていくには、担い手同士が学び合い、行政や企業などと協力できるつながりが欠かせません。また、現場の声や経験を、政策や制度に届ける役割も必要です。
ユラギトは、地域でこども・若者に向き合う人たちを支え、現場と社会をつなぐ中間支援団体として、この課題に取り組みます。居場所をつくる人を一人にせず、その先にいるこども・若者の選択肢を広げていきます。
支援金の使い道
いただいた支援金は、思春期の居場所をつくる人を支え、地域の実践をつなぐために活用します。
【思春期の居場所キャラバン】
全国各地で思春期の居場所づくりに携わる実践者が集い、現場の課題や実践知を共有する取り組みです。分野や地域を越えたつながりをつくり、思春期の子ども・若者が安心して過ごせる居場所を地域に広げるための協働を促します。
【調査研究・情報発信】
こども・若者や支援者のニーズ・実態を可視化し、客観的エビデンスを言語化します。私たちだけでなく、各地域の方々が身の回りの方々との対話に活用し、現状を説明をすることができるものをつくっていきます。
【政策共創】
こども家庭庁をはじめとする行政と連携し、現場の実態や声を国・社会に届けます。さらに、生まれた政策や制度を地域で活かせるよう、自治体とともに居場所づくりを進め、実装につながるまで伴走します。現場と政策をつなぎ、居場所を社会全体で支える仕組みを育てていきます。
【活動を継続する運営基盤】
これらの活動を担うスタッフの人件費、通信費、広報費、事務経費などに充てます。継続的なご支援を土台に、地域の担い手と長く向き合える体制を整えます。
支援金の使い道と活動の進捗は、活動報告を通じてお伝えします。

