私たちの取り組む課題



すべての子ども達に月経教育を!
今、多くの子どもたちが月経について正しく学ぶ機会を持てず、「生理=つらい」「恥ずかしい」と感じています。
その結果、体調不良や不安を抱えたまま学校生活を送り、生理をストレスに思う子どもが【約8割】もいます。
(2025年150人の女子高生に調査 一般社団法人 生理の保健室協会 調べ)
ストレスの原因は...
- 生理痛
- イライラする
- 食欲が増す
そして、4位にあがったのが「生理不順(無月経を含む)」でした。
こういった不調が当たり前のようにあり、日常生活に支障をきたすことで、将来の選択肢の幅が狭まるケースも少なくありません。
また、生理の不調が長年放っておくと婦人科系疾患につながること、それが妊娠への弊害にもなり得ることなどの理解不足にもつながっています。
「知る機会」は、学校などの教育現場で多少はあるものの、十分とは言えません。
家庭では、母親が「何をどうやって伝えたらいいのか?」と分からずに、結局、子どもの知る機会が喪失されています。
月経に関する知識や対話の場が圧倒的に不足していることが、子どもたちの心身の健康を守る上で大きな課題です。
なぜこの課題に取り組むか



生理が変われば、未来が輝く。
「生理の保健室」は、生理を通して自分を大切にできる社会をつくりたいという想いから始まりました。
正しい知識を得ることで、月経への不安や恥ずかしさが減り、 自分の体と心を尊重できるようになります。
そしてそれは、将来「命をつなぐ力」や「自己肯定感」へとつながります。
親子で体や心について語り合うきっかけを届け、 子どもたちが「生理=自分を知る大切な時間」と思えるようにしたいのです。
また、男女共に正しい「月経教育」を行うことで、将来「子どもを持ちたい!」と思ったときに産むことができる体をつくることができます。
そのため、女子だけでなく男子も生理を学ぶ機会が必要です。
お互いに思いやられるコミュニケーションが育まれる環境作りに取り組みます。
女性活躍推進、女性の健康サポート、不妊・少子化。
これらの社会課題を、「生理」からみていき、解決策の一役を担っていきたいと考えています。
支援金の使い道



皆さまからお預かりした支援金は、日本全国の子ども達に届けるために大切に使わせていただきます。
・「生理の保健室」イベントやワークショップの開催費(会場費・教材・資料など)
今まで4回開催。各回、大盛況でした。
・生理用品サンプルや啓発冊子の配布
各イベントや学校での出前授業にて
・講師への謝礼、交通費
ひとつの地域だけで展開するのではなく、全国の子ども達に伝えるために「伝える人(月経アドバイザー)」が必要になります。
月経アドバイザーは専門の知識を持ち、子ども達や保護者の皆さんへ様々な視点でアドバイスができます。
・チラシ作成やSNSを活用した広報活動
皆さまのご支援が、子どもたちが自分を大切に思える学びの時間を支えます。
一人でも多くの子どもが「生理が来るのが楽しみ」と思える未来を一緒に創っていきませんか?
皆さまのあたたかいご支援、お待ちしております。

