私たちの取り組む課題
この100年の経済活動で私たちは多くを地球から、そして我々自身から奪ってしまいました。
◆生物多様性
この100年で94%の遺伝的多様性を損失しました。
◆自然資源
エネルギーや天然資源の使用は増加し、枯渇へ向かっています。
◆健全性
環境汚染により地球と人間を含めた生き物の「健康」が失われました。
これらの課題を解決していくためには、まずすべての基盤となる「自然資源」の回復をさせていく必要があります。
我々は生命の源である「種子(=SEEDS)」に着目し、地域の種を発掘→保全→継承を可能にすることで、生物多様性の回復と、自然に寄り添った健康なライフスタイルへの移行を目指しています。
なぜこの課題に取り組むか
今、このページを読んでいる間も、生物多様性はどんどん失われていっています。
《生物多様性・種子の課題》
・単一農業、遺伝子操作によりこの100年で94%の種子のDNAが消失しました。
・流通している野菜の多くは交配種(F1)であり、栄養価は大きく低下しました。
・農薬と健康被害の相関関係は明らかとなっており、私たちの健康に直接関係しています。
私たちは、私たちの未来と健康を守るために早急にアクションをしていく必要があります。
一般社団法人SEEDS OF LIFEでは、環境保全を行い、我々の健康を取り戻すために、下記活動を行なっています。
◇地域の種図書館(Local Seed Library)
あなたの地域には伝統的な種子が残っているでしょうか?
私たちは地域の伝統的な種子を発掘し、その伝統的な種子を守り未来へつながるよう工夫を地域とともに行なっていきます。
コミュニティ栽培である「WELLNESS GARDEN」や種子の交換。種子・農に関わる人を増やしていきます。
種子をみんなで育て、増やし、つなぎ、守っていきます。そしてそれが、地域を守り、未来に繋がります。
◇食の教育、人材育成
食育マルシェや自然教室、認定講座(2024年から)を行なっています。
◇地域経済プログラム(Local ECO-NOMYプログラム)
地域の種図書館で自然資源を回復させながら、種や伝統にコミュニティ・企業と共に新たな価値を創出します。
環境負荷の低減を目指し、次世代のために利益を活用します。
寄付金の使い道
・地域創生事業費
・自然教育費
・食の教育費
・自然保全活動費
・里山保全活動費
・コミュニティガーデン運営費
・イベント、ワークショップ活動費
・研究調査費(栄養調査等)