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私たちの活動は2011年3月11日にスタートしました。 震災と原発事故が残した数多くの地域課題に立ち向かい、 800年の歴史を紡いできた相馬の地に、未来への"新しい風"が流れる時を信じて歩み続けます。

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私たちの取り組む課題


相馬の地で、馬とともに、持続可能なコミュニティをつくる。

私たちはこの未来への旅に加わる"新たな仲間"との出会いを求めています。


2011年3月11日、相馬の歴史が大きく変わりました。


東日本大震災の地震と津波、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染と風評。

あれから8年の月日が流れましたが、いまもなおその爪痕は深く残されたままです。

地域経済を支えてきた第一次産業の衰退、観光や交通などの交流人口の減少、ほかの地域への移住や少子高齢化の加速、そして長い年月をかけて世代から世代へと受け継がれてきた独自のライフスタイル=人と馬がともに暮らし、ユニークな馬の文化を伝える担い手の減少。人びとは慣れ親しんだ土地から離れ、経済的な理由からパートナーである馬を手放さざるを得なくなってしまいました。


私たちは、地域が抱えるいくつもの課題が互いに影響しあい、重なり合うことに気づきました。

そしてひとつの課題、テーマにたどり着いたのです。


"コミュニティの存続"


小さなコミュニティがあり、それらが影響し合ってより大きなコミュニティへ。そのコミュニティも影響し合って、さらに大きなコミュニティをかたちづくる...。

およそ800年、同じ土地に暮らしてきた相馬の人びと。親から子へ、子から孫へ。世代を超えて連綿と受け継がれてきたコミュニティにいつも吹いていた風。相馬の地に人びとをつないでいたのは馬の存在でした。

馬は未曾有の惨事と存続の危機から復活するコミュニティを結ぶ、再生のシンボルになると信じています。

なぜこの課題に取り組むか


なぜ"新しいコミュニティづくり"に取り組むのか?


私たちには夢があります。


相馬の地で生まれ育ち、いまもこの地で健気に生きている子どもたち。あるいは、2011年3月11日の東日本大震災とその後に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故で、故郷から離れて生活している子どもたち。そんな子どもたちがいつの日か、自信と誇りを持って「相馬」の名を言えるように、地域が変わり、社会が変わることです。


その願いは、私たちNPOのリーダーであり、かつてこの地を治め続けた藩主家の子孫である相馬 行胤(そうま みちたね)が抱き続けた、8年間途絶えることのない情熱です。


確かに、失われた、または失われようとしているコミュニティがあります。それを再生したいと強く望みます。このままでは、昔から伝えられてきた、人と人との大切な絆が途切れてしまうかもしれないと焦り、不安になります。しかし、相馬には、たくさんの希望があります。


近くにいても、遠くに離れていても、私たちが作ろうとしているコミュニティはひとつです。たとえ、あなたと私が地球の反対側で暮らしていても、相馬の地を思うことは同じです。この地域の課題を私たちだけで解決することはできません。


たくさんの人の"知恵"と"力"が集まって、少しずつ、少しずつ変えていくことができます。


昔から"自然と"受け継がれてきた馬との暮らし、相馬野馬追をはじめとした地域の馬事文化を未来につなげる。


私たちは地域が再生するシンボルを求めました。馬です。

その名「相馬」が示す通り、馬と深い関わりがありました。田畑を耕し、山道を下って木を運び、荷物を背に乗せ、人を乗せ、神の使いとして祭りに加わり、この地に1,000年続く神事『相馬野馬追』(そうま-のまおい)。

少し前まで、この国ではもっと近い距離に馬がいました。そのひとつが、この地域にはまだ残されています。


3.11の教訓を踏まえて、持続可能なコミュニティを作りたい。


以前と同じ姿を取り戻すことはできません。これからの時代に合った新しい地域社会を目指します。

私たちには教訓があります。しなやかで、たくましい、持続可能なコミュニティをつくらなければ、また同じような苦い経験をすることになるからです。


100年先を見据えて、先人が伝えてきた生活の知恵に学び、この地域に隠れている魅力を再発見し、それを時代に合わせて伝えていきます。あまりにも近くにあるために気づくことが難しい、古くて新しいこの地域ならではの"馬との暮らし"で、新しいライフスタイルを追求します。


大きな社会の課題と小さな地域の課題が出会う場所


地域の馬の文化を支えるのは、競馬界を引退した競走馬です。相馬は引退した競走馬の受け入れ先のひとつであり、セカンドキャリアを歩むことのできる場所のひとつです。年間数千頭の馬が新天地を求めています。この大きな社会課題を解決する小さな地域が相馬なのです。


震災と原発事故から復興する福島県相馬双葉地方で、引退馬のセカンドキャリアという社会的に大きな課題は、小さな地域の文化と特色を支えます。


私たちは、馬をモチーフとして地域の課題にアプローチします。

寄付金の使い道


人と馬の"持続可能な"コミュニティづくりのために

現在9頭の馬を飼育しています。

毎日の食事、定期的な医療や装蹄、暮らしている厩舎(馬房)の設備や道具などにかかる費用の一部に使用されます。

(また、地域で開催するイベントの運営費用にも使わせていただきます。)


地域の魅力を"一緒に発信できる"コミュニティづくりのために

コミュニティづくりの"仕掛け人"が、地域の人たちと皆さんのような支援してくれる仲間が一緒につくり、楽しみ、盛り上げていくローカルコンテンツのプラットフォームを構想中です。

頂いた寄付はそのスタート費用の一部として使われます。

相馬地方にどんなコミュニティが誕生するのか...ご期待ください!


馬+尺=駅! 無人駅を"安心して利用できる"コミュニティづくりのために

駅を利用して通学する高校生や通勤される地域の皆さんにとって、ほんの短い時間、通り過ぎるだけの小さな駅が「地域の玄関口」として彩りと賑わいのある空間に変わります。

とても古い駅舎ですが、これからも大切に使いたい。

そんな駅での日々の活動やイベントの開催を企画しています。


NPO法人

相馬救援隊

〒9750016

福島県南相馬市原町区仲町一丁目85番地

0244268801

https://www.sart34.org/

代表:相馬行胤

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