私たちの取り組む課題
さっぽろ自由学校「遊」は、市民が自ら様々な社会の課題を学んだり、市民として身につけたい技能を学んだりしている「市民の学校」です。さまざまな講座を年間を通して開講しており、テーマは人権、平和、開発、環境、共生など多岐にわたっています。英語や韓国語など語学のクラス、アイヌアートや太極拳などの文化クラスもあります。通常の講座のほか、公開の講演会や映画上映会、国内外へのスタディツアーなども行っています。
また、SDGsの達成に向けた取り組みやアイヌ民族の権利回復に向けたプロジェクトなどにも取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
日本の社会では、個々人が市民として自分の意見を表明しあいながら、社会に自ら働きかけていくような民主的な市民社会の基盤が弱いと感じています。市民が自ら主体的に考え、行動していくためには、社会が抱える様々な課題について学び会いながら、意見を交換し合うような「場」が必要です。さっぽろ自由学校「遊」は、そうした自由と多様性に基づく市民社会の基盤となるような「場」でありたいと思っています。
寄付金の使い道
さっぽろ自由学校「遊」の運営は、講座の受講料などの事業収入だけではまかなえません。会費や寄付などによる支えがあって、教室の維持や運営に関わる経費をまかなうことができます。