事業の目的
夢団~未来へつなげるONE TEAM~は、2019年12月に太田夢さん(当時釜石高校2年)の呼びかけによって設立されました。
太田さんは「大震災を経験した記憶がある最後の世代として、記憶や経験のない世代に、今ある日常の大切さを再認識して欲しい」と考え、そこで同じような思いがある方々と協力して震災の伝承を行えるようにするために、ボランティア活動を目的とした団体を立ち上げることを決意しました。そうして生まれたのが夢団です。
世代交代を行いながら、現在は4代目の代表の元で約50名の高校生がメンバーとして登録し、
「動画班」「防災食班」「ゲーム班」の3つに分かれて活動しています。
その他にも釜石鵜住居復興スタジアムでの伝承活動や、他県の高校生との交流事業などを行っています。
事業の必要経費
メンバー全員が高校生なので、全て善意の寄付金や助成金等で運営しています。
いただいた寄付金の使い途は以下の通りです。
・打ち合わせや研修等でのバス代等の交通費や会場費
・津波伝承うちわやオリジナル安否札の作成費
・他地域へ訪問しての同世代交流に係る旅費
・ミーティング資料の作成等にかかる事務費
・その他関連する費用