
事業の目的



体験型防災ワークショップ「防災アドベンチャー」とは参加者自身が作った防災バックを片手に、自分たちの住む街の至る所に設置されたミッションをこなしながら歩き、自分の街のオリジナルの防災マップを作成するという体験型ワークショップです。本イベントは開催地域に住む小学生を対象に開催し、自分の慣れ親しんだ地域を防災という目線で歩き直し、子ども達に防災をより身近なものと感じてもらい、防災への関心を向上させることを目的に開催しました。
これまでの活動
2024年6月8日に宮城県仙台市の福室新田前町内会にて実施いたしました。
これまでの事業成果



本イベントを通して、地域を巻き込んだ防災イベントの形を提案することができたと考えます。防災は一般的な知識はもちろん、「明日から使える」というのが前提になります。しかし外部団体が防災イベントを実施すると地域特性や地元の人だから知る防災知識などをうまく反映しにくいという課題をよく耳にしていました。そこで本イベントでは、企画段階から地域の防災担当者の方に参画してもらったことで、参加者が明日からでも使える防災知識を企画に組み込むことが可能となり、イベント後のアンケートでは「楽しかった」「自分の地域の防災について学ぶことができた」「参加していない兄弟にも話してあげたい」などといった感想をいただいた。また参加者全員から次回も同様の防災イベントがあれば参加したいとの回答が得られました。この経験から防災イベントの開催には企画段階から開催地域の防災担当者の参画は必須であるということを学びました。
また、2024年11月に実施された「仙台若者SDGsアワード」(主催:仙台市/コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社)にて本取り組みをプレゼンテーションしたところ、最優秀賞をいただくことができました。