私たちの取り組む課題
3つの課題への取り組み
1.もっと地域にITを
わたしたちはインターネットやプログラミングをもっと身近なものとして、地域への導入支援を行なっています。
「私はパソコンはよく分からないから。」
「年寄りにスマホは無理だから」
「子供にプログラミングを体験させたいんだけど」
急速にテクノロジーが発展したおかげで、世代間格差は、もはやIT格差となっています。
小さな子供はスマホを教わらなくても使えます。
では、高齢者はなぜ使えないのでしょう?
高齢者でもスマホを使いこなしている人はたくさんいます。
パソコンを使いこなしている人はたくさんいます。
逆にスマホしか触ったことがない、若者が増えています。
彼らは、キーボードよりスマホでのテキスト入力の方が楽だと言っているそうです。
コミュニケーションの多様化
情報処理技術は格段に進化したものの、人間の脳の情報処理量は特段増えていませんし、コミュニケーションの本質は変わっていません。
ITは細分化と多様性をもたらしました。
それぞれの世代で、それぞれの分野でITに対する理解度や活用方法が異なるため、きめ細やかな対応が求められています。
今、デジタルディバイドを小さくしていかないと、取り返しのつかない深刻なものになるでしょう。
そして、ITによる恩恵を最大に受けられるのが、地域や小さな団体なのです。
SBC.では、少しづつそれらを具現化するために、
子供向け・親向けへのプログラミングワークショップや、高齢者向けのスマホの使い方講座などを開催しています。
より効果的にITを使いこなし、地域のテックリテラシーのボトムアップを目指しています。
2.まちづくり活動
数多くの市民(団体含む)からのハード面及びソフト面の情報を集め、地域におけるまちづくりを遂行支援します。
巨大都市、横浜に置けるまちづくりは他自治体、および市区町村とは一線を画します。
そこを考慮したまちづくり、区の特色を考えたネットワーク作りから提案いたします。
SBC.の提案する具体的なまちづくりとは?
一口にまちづくりと言ってもたくさんのやり方があります。
SBC.は目の前の1人の人が困っていることがあれば、その後ろに10人の人が困っていると考えます。
ミクロな視点がマクロを変えると考えています。
例えば、路上の障がい者用の点字ブロックが壊れているとしましょう。これで困るのは障がい者だけではなく、めくれ上がっていたら高齢の歩行者がつまづくかもしれません。自転車のタイヤが引っかかって若い人も転ぶかもしれません。
小さな改善の積み重ねと、その効果を最大限にすることを考えます。
- 街中で発見される瑕疵への対応及び機能面改善の要求活動
- まちづくりに関するオープンデータの作成及び公開
- ハード面改善に向けた行政との交渉
- 制度など政策に関するソフト面での提言活動
ここにあげたのは、ほんの一例です。
まずはご相談ください。
3.中間支援
団体のアピール、活動を活性化するために、イベントや講座を開催する、ネットを使って広報するなどと言った機会は多いでしょう。ただ、実際に開催するとなると、自分たちで準備を全て行うのは大変という方々が多いのではないでしょうか?SBC.では他団体や企業の様々なイベントの開催及び協力を行い、地域における中間支援を活性化します。
具体的な中間支援
- 各種イベント(ハッカソン/アイデアソン含む)の開催及び協力
- イベントのネット中継やリアルタイムコミュニケーションの提案
- イベント告知のためのツール作成とSNSでの支援
- 提携団体及び個人の相互連携の形成
- 個別相談案件における中間支援
なぜこの課題に取り組むか
我が国では、社会、経済、人口など様々な分野での縮小が進み、まさに今、前途多難な時代を迎えていることはご承知の通りです。多岐に渡る分野において優れたリソースへの需要が高まりをみせていることは当然のことながら、実際にはソーシャルイノベーション、すなわち”社会変革”への期待が高まっております。
それは現在、地方創生などの政策によってNPO法人などが推進されていることからも伺えます。しかし、必要不可欠な各種リソースが不足しており、社会活動及び地域活動では現在、深刻な問題が生じているといえます。
多様な課題に柔軟に対応するには、今日の社会活動及び地域活動では、中長期的に成長を持続させる中長期的成長性、多様な状況の中で柔軟に対応する機動的柔軟性、新規的に発展させることのできる新規的発展性、以上3つの要素が重要といえます。
そして3つの要素には、各種リソース(人/モノ/資金/情報/技術/つながりなど)が必要不可欠であり、以上の様な課題への取り組みとして、IT支援、中間支援、まちづくりの3つを遂行します。