私たちの取り組む課題
お母さんがうつ病、お父さんがアルコール依存症など、親が精神障がいを抱えたとき、その子どもたちへの支援は、日本ではこれまでほとんど取り組まれてきませんでした。親の状態について、子どもに対し説明もケアもないとき、子どもは「お母さん/お父さんが具合が悪いのは自分のせいかもしれない」「だれにも話せない、聞けない」などと感じ、ひとりで悩んでいることがあります。そんな子どもたちへ「ひとりぼっちじゃないよ」というメッセージを、まわりの大人の方には、具体的なケアの道筋を届けることが、私たちの活動です。
子どもがかかえる困難な状況の背景には、病気や障がいをかかえながら子育てしている親御さんご本人、パートナー、家族へのサポートが圧倒的に不足しているという《社会の構造的な問題》があります。
ぷるすあるはでは、子どもたちと、子どものまわりの大人の人へのメッセージを中心にすえながら、家族全体の応援につながる発信を行っていきます。
なぜこの課題に取り組むか
精神科の医療機関、精神保健福祉センターでの経験、そして、絵本やサイトのイラストを担当するチアキの子ども時代の体験から。
寄付金の使い道
情報サイト「子ども情報ステーション」の運営と、子どものサバイバルブック『生きる冒険地図』と、病気をかかえた親の子育てを応援する『ゆるっとこそだて応援ブック』の普及のために大切に使わせていただきます。