
事業の目的
子育てに悩む保護者や、発達障がいのある子を育てる保護者は、日常的に孤立感や不安を抱えやすく、必要な情報や支援にたどり着きにくい現状があります。
特に地方では、相談窓口や学びの機会が限られ、同じ立場の仲間や専門家と出会う機会が少ないため、育児の孤独感が長期化し、親子双方の心身の健康に影響を及ぼすケースも少なくありません。
保護者が安心してつながれる「居場所」と、支援者や専門家と繋がり「学ぶ」の両方がそろった環境は、子育ての質を大きく向上させます。
また、支援を受けるだけでなく、当事者が経験を活かしてサポーター側に回る仕組みを作ることは、当事者に寄り添う支援になり、また、保護者やその子どもたちの自立への助けになります。
そして、繋がり助け合える地域を育むことができると信じています。
これまでの活動
2022年7月から毎月一回程度、当事者同士のサロンを開催してきました。
Lineグループでの情報交換などもおこない、サロン以外の日常でもつながりを感じられるような仕組みづくりを模索してきました。
2025年7月からは、はらっぱ学習会と改め、地域の多様な支援者などの講座と、対話の会を行うこととしました。
内容としては、同じ立場の保護者同士がつながるピアサポートコミュニティの運営サポート、支援者や学識者を招いた学習会の開催、子育てに役立つ最新情報や事例の共有となっています。
これまでの事業成果
ピアサポートコミュニティを築くことで、保護者の孤立感の軽減と精神的安定が図られた
また、支援者からの専門的知識や実践的スキルの習得による子育て力の向上
多様な支援者知り合う機会となり、相談へのハードルを下げることができた
母親同士が信頼できる関係になったことで、子ども同士も安心して関われる環境が生まれた
将来的には、学習会で培った知識や経験をもとに、保護者がサポーターや講師として活動し、収入を得られる仕組みづくりを目指します。
事業の必要経費
(2025年9月〜2026年3月)経費合計63,000
チラシ印刷費5,000円、消耗品費10,000円、託児ボランティア謝金12,000円、事務局運営費48,000円