私たちの取り組む課題



小笠原のクジラ・イルカを守りながら、その価値を持続可能な観光や地域づくりに生かすため、次の4つの課題に取り組んでいます。
クジラの生態に配慮したホエールウォッチングの推進
・ホエールウォッチング自主ルールの適切な運用と周知
・観光事業者、観光客、地域住民へのルールの普及
・クジラの自然な行動に配慮した持続可能な観光の推進
クジラ・イルカの生態や生息状況の継続的な把握
・ザトウクジラ、マッコウクジラ、ミナミハンドウイルカ、ハシナガイルカなどを対象とした個体識別調査
・ザトウクジラの来遊状況を把握するための定点目視観測
・小笠原諸島周辺海域に生息・来遊する鯨類や分布状況把握のための調査
クジラ・イルカや自然環境に関する普及啓発
・観察会、講演会、レクチャーなどの実施
・クジラ・イルカの生態や小笠原の自然環境に関する情報発信
・調査研究で得られた知見やホエールウォッチング自主ルールの普及
小笠原の自然と旅行者を仲介するインタープリターの養成
・小笠原の自然の魅力を伝えられる人材の育成
・地域内のガイドや観光事業者を対象とした講習会の実施
なぜこの課題に取り組むか


世界自然遺産・小笠原諸島は、1988年に日本で初めてホエールウォッチングが行われた場所であり、現在ではホエールウォッチングやドルフィンウォッチングが地域の主要な観光産業の一つとなっています。
一方、クジラ・イルカという貴重な地域資源を守りながら、持続可能な形で観光に生かしていくためには、その利用と保全を両立させる必要があります。
クジラ・イルカを適切に保全するためには、彼らの基礎的な生態や生息状況を把握し、その変化を捉えるための継続的な調査とモニタリングが欠かせません。
また、小笠原の自然環境を守っていくためには、観光事業者や地域住民だけでなく、小笠原を訪れる方々の理解と協力も重要です。
私たちは、クジラの生態に配慮したホエールウォッチングを推進し、小笠原の魅力あふれる自然環境を次世代へつなぐため、ホエールウォッチング自主ルールの運用、調査研究、普及啓発、教育活動に取り組んでいます。
支援金の使い道



毎年、上記の多岐にわたる活動を継続して行う上で、予算とマンパワーが不足しているのが現状です。
皆様から頂いたご寄付は、クジラやイルカの継続した生態調査に掛かる調査船の燃料代や傭船料、調査物品購入等の費用として活用させていただきます。

