私たちの取り組む課題
1.音楽による心の支援・ワンンソングプロジェクト
2.校歌復刻保存プロジェクト
3.東日本大震災・自立&就学学資支援NIJIチャレンジプログラム
4.青少年ハワイ合宿プログラム 〜心のケア、自立支援プログラム
なぜこの課題に取り組むか
音楽・文化・芸術による精神医療及び自然環境保全をテーマにした教育・研究や各種プロジェクトの助成、施設の運営等を通し、国内外の災害発生に対して被災した地域の復興事業に寄与することを目的とした支援事業活動をするため財団を設立しました。2011年の東日本大震災においての支援活動を通し、いかなる人にも響くかけがえのない音楽の力を数多く目の当たりにして来ました。 当団体は復興支援をきっかけにして、災害復興県の枠にとどまらず 全国の医療ぼ現場等で患者や高齢者、こどもに向けた one songを届ける支援、『ワンソングプロジェクト』を主軸とする貢献事業を推進して参りたいと思っております。
寄付金の使い道
1.音楽による心の支援・ワンンソングプロジェクト
自分の人生において『大切なあの一曲を今聴きたい』という願いを叶えるために、音楽を届けに行くプロジェクト。音楽の力を信じ、音楽でかけがえのない時間を作ることに貢献し、医療現場の一人一人へ望まれた音楽を提供する心の支援事業。医療の現場において展開する心のケア=ワンソングケア、緩和ケア・ターミナルケア、介護施設、他、該当医療施設を対象に患者一人一人にカスタマイズした一番必要とされる大事な一曲を届けに行くことを推進しております。任意の医療機関と共同で臨床データを蓄積し、音楽による心の支援且つ心や体に音楽や音がどのような影響を与えるかを、中長期的に調査、研究していく独自の取り組みです。長期的構想として、震災復興区域の枠を超えて全国に拡げ、やがては世界に向けて「ワンソングプロジェクト」を発信したいと考えています。
2.校歌復刻保存プロジェクト
100年以上先の未来にまで、廃校校歌を伝えるための校歌復刻保存プロジェクト。廃校とともに次第に色褪せていかざるを得ない運命にある校歌という、地域社会に根ざして作られた音楽文化資産を、記録(あるいは記憶)が消え失せてしまわないうちに忠実に復刻保存し、同時に時代に即した新たな形(最高音質デジタル・レコーディング記録保存)としても蘇らせます。失われていくものの全てを補完することは出来ませんが、校歌によって想起される、人々の存在した証、そしてこれからも生きていくための活力となるような大切な思い出を掘り起こし、紡ぎ継ないでいくこと目的としております。
3.東日本大震災・自立&就学学資支援NIJIチャレンジプログラム
東日本大震災で被災し、その震災の影響下で家庭環境や経済環境が今もなお著しく難しい復興地3県の高校生を対象とし、希望進路を対面を含めての学資サポート・応援する就学支援です。震災遺児孤児は国や県、市町村において潤沢な補助助成がいき渡り、様々な種類の支援を受けている現状ですが、本支援はそこに当てはまらない、支援を受けられずに進学を諦めている状況の子どもを精査し、本当に必要としている子どもにむけて学費を支援していきます。そしてこの学費支援は、負の連鎖から脱却し、国家資格や特殊な技術などの技能技術を身につけることで、自立できることを目的とするプログラムであり対象となる学校への入学後から直接本人、学校法人に支給となる支援・無返還奨学金制度です。決して書類選考に終わらず、地元の教育委員会、地元自治体福祉課、学校の教諭との直接連携&リサーチの元で対象学生の選出を行います。学生のバックグランドや経済状況、希望する進路なども違います。未来を切り開くチャンスの一歩である進級や資格取得への支援をおこなっております。
4.青少年ハワイ合宿プログラム
「こころの支援」を目的としたハワイでの体験学習型合宿は、ハワイの大自然や伝統文化に触れ、ハワイのさまざまな人たちと交流することで心を開き、国際力を身につけ、広い世界へと少しでも目を向けられるようになることで夢や希望と共に未来に向かって強く歩いて行けるよう、自分力を育むことを願ってのプロジェクトです。子供たちのすべての渡航費用や滞在費は、寄付や支援金により賄われます。前身であった みやぎびっきの会でのハワイレインボーキッズプロジェクト時の2011年7月第1回実施から 当団体がバトンタッチして開催した2017年の夏開催まで、194名の中学生が自然体験学習、心のケアプログラムを目的としたこのハワイ合宿を経験し大きく成長をするきっかけを頂いております。2018年はハワイ島火山噴火の影響で中止を余儀なくされましたが、2019年の実施、そして2020年以降も引き続き活動を予定しております。