私たちの取り組む課題



私たちが取り組んでいる社会課題は、教育格差の一種である「プロジェクト機会格差」です。
教育格差とは一般に、家庭の経済状況の差によって生まれる子どもの教育機会の格差であり、塾や習い事のほか、休日の自然体験や文化体験の機会の差もあります。
私たちが推進している「マイプロジェクト」においても、家庭の経済状況がそれを経験するための障壁となっていります。
また、現在の学習指導要領では、子どもたちの主体性やレジリエンス、コミュニケーション能力などの非認知能力を重視する方向性が明確になっていますが、探究学習やプロジェクトなど「子ども主体」の教育に力を入れている学校と、従来の教科学習を重視した「大人主体」の価値観を脱しきれない学校との格差も生じています。
家庭の経済力の差と、学校の教育観の差。この2つの差から生まれる「プロジェクト機会格差」を解消することで、誰もが「マイプロジェクト」を通して自分らしく学び成長できる社会をつくることができると考えています。
そのために団体の主幹事業である「全国高校生マイプロジェクトアワード愛知県サミット」の開催を継続していきます。
なぜこの課題に取り組むか



「マイプロジェクト」は、主体的、探究的な学びであるProject Based Learning(PBL)の一種であり、地域や身近な課題の解決を通した自己実現の活動です。
そうした活動をする高校生の発表の場である「全国高校生マイプロジェクトアワード」は、2013年に東日本大震災の被災地で始まり、現在は約9千人の高校生がエントリーする国内最大級の発表会となりました。
愛知県内では2025年1月に県大会にあたる「愛知県サミット」が初開催されたことで認知度が高まり、「マイプロジェクトをやってみたい!」という高校生も増えています。
一方で、前項の通り、愛知県内で大勢を占める教科学習重視型の学校では、授業外の活動に対する教員のサポートが限られており、思いがあってもうまく進められなかったり、はじめの一歩を踏み出せなかったりする高校生が多くいます。
また、思春期特有のモヤモヤを抱え、「何かやってみたい!でも何がしたいのかわからない」という潜在的なニーズを持つ高校生にとっては、学校という守られた場所を出て地域や社会と関わることで、自分のプロジェクトを見つけるきっかけにつながります。
そうした高校生が、家庭の経済状況や学校のサポートの差に屈することなくマイプロジェクトに取り組めるように、以下の3つの活動を行っています。
1.高校生に学びと刺激を届ける年に一度の「愛知県サミット」の開催
2.プロジェクトの実践をサポートする学びの場「マイプロ相談会」の定期開催
3.プロジェクト活動資金の補助
支援金の使い道



いただいた支援金は上記の3つの活動に使われます。

