私たちの取り組む課題
①大阪府内の貴重な自然環境と生物多様性の保全
②大阪府内の自然環境保全活動への支援
③緑の募金活動の推進
④森林環境教育・森林ESDの推進
なぜこの課題に取り組むか
①当協会では大阪府内の生物多様性に富む自然環境である「和泉葛城山ブナ林(貝塚市、岸和田市)」「三草山ゼフィルスの森(能勢町)」「地黄湿地(能勢町)」の保全活動に加え、極相林に近い天然林である「社寺林」の保全にも関わっています。いずれも貴重な自然が息づく地域として保護・増殖等の保全事業を展開するとともに、関係保全団体の活動への支援や府民に向けたPR活動等を行っています。
②自然環境保全に企業の協力を得るために、大阪府や実際に活動を指導する保全活動団体と連携し、積極的に企業のCSR活動に関わっています。また当協会のホームページ内に「大阪さとやま保全ネットワーク」(仮称)を立ち上げ、大阪府内で活動する里山保全団体や里山保全に関心のある府民の情報交流の場として提供する計画です。
③当協会は大阪府下で唯一『緑の募金」事業実施団体の指定を受けており、協力団体による街頭募金・職場や地域での募金・WEBやスマホからの募金などさまざまな募金活動を定期的に実施し、集められた募金は学校や市街地の緑化、森林の整備等に活用しています。
④森林を含む自然環境は多面的な価値をもち、子どもたちが「生きる力」を育む場として最適であり、その活用には高い学習効果が期待できます。また小学校・保育施設における「森林環境教育・森林ESD」の実践は府民が生物多様性の大切さを再認識することにもつながります。これはSDGsの「13.気候変動に具体的な対策を」「16.陸の豊かさを守ろう」などの目標に沿った課題でもあり、当協会は今後も森林ESDの推進に取り組んでいきます。
寄付金の使い道
当協会が上記のさまざまな課題に取り組む事業資金・運営資金として活用します。