私たちの取り組む課題
こどもと未来
織りなすは八ヶ岳の自然の中で小さな保育園を運営しています。「ひとりひとりの育つ力に耳をすまそう。」を理念に、保育士の配置人数を十分に確保しながら、未来を担う子どもたちの成長を丁寧に見守り、応援していきます。
食と農
保育園の隣の畑で安全な有機野菜づくりを始めています。できた野菜は園児がお散歩の途中に摘んで食べたり、保育園の給食に使われたりします。また、地域の健康や安全な自然環境のために、有機栽培の研究を進めていきます。
美しさと景観
織りなすが作る施設や空間は全て、八ヶ岳山麓の美しい自然環境に馴染むように美しくデザインし、美しく維持します。美しい空間の中では心が整い、思考が整理され、豊かな暮らしを営むための土台が作られると考えています。
集いと学び
人生100年時代と言われる現代において、生涯学び続けることは、健康で豊かに生きるための大切なファクターと考えられます。織りなすは、地域の人たちが境遇や世代を超えて集い、学び合える場を創出することを目指します。
住まいと雇用
人口減少の時代の中で、地域が安定的に存続するためには、住まいや雇用の創出が必要不可欠です。織りなすは、活動する地域において、住みたいと思える住環境や、安心で多様な働き方ができる雇用を生み出していきます。
なぜこの課題に取り組むか
こどもを軸にした地域社会を作りたい
いきいきとした子どもの存在は、大人の善意を呼び起こします。地域としてこどもを大切にすることは、利己的で奪い合う社会ではなく、利他的で調和の取れた社会をつくることにつながります。私たち「織りなす」は、こどもを軸にした福祉活動を通して、地域の豊かな未来をつくっていきたいと思います。
寄付金の使い道
新園舎の建設
保育を就学まで継続するために
当園は現在、0歳から2歳までをお預かりする乳児保育園として運営しています。2022年に開園して間もない頃より、就学(5歳)までの保育継続のご要望を保護者の方から多くいただいておりました。当法人としても0歳から5歳までの幼児保育を実現させるため、新しい園舎の建設をかねてより模索してまいりました。
地元地区の方々の反対により建設が白紙に。大幅な計画の見直し
そして2024年4月、新園舎の建設を前提に園児の定員を20名から40名に変更することが原村に正式に了承され、理事長と親族が所有する土地(原村・上里地区)にて建設計画を進めることとなりました。しかしながら、その直後より地元地区の方々より一部反対の声があがり、残念ながら5月にはその土地での建設を中止せざるをえなくなってしまいました。また、そのために計画の大幅な見直しが必要となり、スケジュールと資金面で大きな問題が生じることとなりました。
新たな場所での建設のために必要な資金
別の土地に園舎を建設するには、以下の問題をクリアしなければなりません。
●地代の資金調達
当初は理事長や親族が所有する土地を利用する予定だったため購入資金は不要でしたが、別の土地の場合は購入資金が必要になります。
●園舎の再設計
新たに決定した土地に合わせ、再び新園舎の設計をし直します。
皆さまからいただきましたご寄付は、2025年に向けた新園舎建設の新たな計画の財源、およびその運用費に大切に活用させていただきます。
小さな村の小さな保育園ではありますが、この取り組みを、一歩ずつ前に進めるため、私たちの活動にご賛同、ご支援をいただけます場合は、ぜひ力をお貸しください。