事業の目的
2019年末からの世界的な新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、わが国の市民活動も大きな影響を受けました。2020年2月20日に厚生労働省からイベントの開催に関するメッセージが出た事にはじまり、3月には公民館などの活動の場が休館措置をとりはじめるなど、活動を通常通りには行えない状況となりました。4月7日からは緊急事態宣言が出され、神奈川県下における事業活動全体が影響を受けました。
7月上旬現在、世界的には依然として感染者数・死者数共に増え続けています。日本においてもいつ第二波となる感染症の拡大が起きるか、予断を許さない状況にあります。そのような状況下で、休業に関する協力金やクラウドファンディングの支援、活動のIT化に関する助成など、官・民を問わず様々な支援の手が広げられてまいりました。
しかしながら、個々の団体においては活動内容も多様であり、年度の切り替わりと重なる場合も多いことから、迅速な活動の見直し・立て直しに移れていない相当数の団体が存在することが見て取れます。各種の助成金等においても休業日数などの制約や、平常時の活動の実質的な拡大が必要であるなど、即座に反応して申請できる団体ばかりではありません。弊会が指定管理を行っている藤沢市市民活動支援施設において休館中に実施したアンケートや、お電話で寄せられたご相談からも、突然の事態に団体としてどう対応すればいいのか、困惑する声が次々と寄せられました。
そこで、藤沢市や周辺地域で、活動の再起に向けて動きたい団体や、資金的猶予がなく身動きが取れない団体を支援するため、本基金をつくりました。新型コロナウイルス感染症拡大の渦中、自然災害のように突然の被害を受けた団体にとって、活動の立て直しの機会づくりの一助となればと考えております。今後長期間にわたって市民活動も社会的な制約を受けていくことが予想される中、前向きに活動再開するための、最初の一歩を踏み出す手助けとなることができれば幸いです。
これまでの活動
これまでの事業成果
助成対象団体が決定しました!
事業の必要経費
(株)伊藤園による社会貢献型自動販売機設置事業による寄付金の他、スタッフ、理事の持ち出しはありますが、寄付金募集も行いできるだけ多くの団体を支援したく考えています。
寄付金等の合計額は200万円を目標額として設定しています。
なお、2020年8月31日(月)までにSyncableを通じていただいたご寄付につきましては、特にご指定が無い場合は本基金に向けてのご寄付として扱わせていただきます。