事業の目的
SDGsは2015年の国連総会においてMDGs（ミレニアム開発目標）に代わり採択された国際的な開発目標です。期限まで10年を切った2022年現在、日本においても政府、メディア、企業、非営利組織等の取り組みにおいても盛んに取り上げられるようになり、ESG投資やESD教育なども、関連する動きとして注目度を高めています。
一方で、朝日新聞による第8回SDGs認知度調査においては、ローカルな動きには相対的に興味が薄いという結果が出ています。「SDGs関連の情報の中で、どのような活動や取り組みに興味がありますか」という問いでは、「国の取り組み」47.5%に対して「地方自治体の取り組み」が33.3%、「国内企業の大規模な活動」が25.8%に対して「国内企業の地域レベルの活動」が21.4%、「NGOなどの国際団体の活動」10.7%に対して「NPOなどの市民団体の活動」が9.9%となりました。
本ネットワークでは、現状期待値が低く見積もられている地域でのSDGs推進について、単独の動きではなく、湘南地域全体での動きとすることで、域内の活動主体が取組んでいく価値を高めていく活動をしていきます。また、企業・団体・行政・学校・個人を問わずSDGsに関連した取組みを行う活動主体同士を結び付け、域内のコミュニケーションを活発化することで、地域としての一体性や新たな協力関係を生み出します。
具体的には、イベント実施や他イベントへの出展の他、ネットワーク内外への情報発信や啓発活動などを行っていきます。また、団体会員・個人会員ともに相互にSNS上のフォローを行うことを推奨していくことで、ネットワークとしての活動以外にも、互いにコミュニケーションが可能なチャンネルを設けます。
湘南SDGsネットワーク
http://sdgs-shonan.com/
これまでの活動
当ネットワークの前段階として、藤沢市市民活動推進センターにおける「あなたのまわりのSDGｓ講座」があります。ご登壇頂いたフードバンクふじさわさんのご縁もあり、近隣の企業の方に何社もご参加いただけました。後日、複数のご相談をいただき、企業等が持つ地域に対する貢献への思いをより活かしやすくしていくことが必要と考えたことが、本ネットワークを作るきっかけです。
これまでの事業成果
2022年夏開始のため、順次記載していきます。
事業の必要経費
￥100000（2022年度）
内訳：
諸謝金（動画コンテスト奨励金、イベント登壇等）50,000
イベント諸費用30,000
広報費（ポスター制作、通信費等）10,000
消耗品費10,000
