私たちの取り組む課題
私たちNPO法人アルテピアッツァびばいが管理・運営している「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」は、今を生きる全ての人が、無心に、自由に、思い思いの時間を過ごすための芸術広場です。かつて日本有数の炭鉱都市だった北海道美唄市の山間にあり、屋内外には地元出身の世界的彫刻家・安田侃氏の大理石やブロンズの彫刻40点余り展示されています。
ここでは現代彫刻と自然が深く調和し、ゆっくりと時間を刻んでいます。アルテピアッツァ美唄は自然、人、芸術の新しい在り方を提示しています。
この自然と彫刻が相響する美術館を、時代に流されずいつも変わらずここにある、すべての人が帰れる場所「こころのふるさと」として、次の世代へつなぐことが、私たちのミッションです。
なぜこの課題に取り組むか
理事長 磯田憲一から
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は数の論理に擦り寄らない空間、入場料を取らない運営、彫刻に触ることも座ることも自由・・・、そのいずれを取っても世界に類例のないミュージアムと言える。
私たちは、数や量で計るのではない、心に沁みる豊かさの創造に向けた壮大な実践の戦列の中にいる。だからこそ、「アルテピアッツァ」を身近にし、その実践に関わる私たちは、計り知れない喜びにひたることになる。かつてこの地で、日本のエネルギーを支える矜持を持って汗と涙を流した人々も含め、これまでさまざまに関わってこられた人たちに感謝しながら、このかけがえのない空間を未来に後世にまでいくために、さらなる挑戦を重ねていきたい。
“バトンを未来へ”
アルテピアッツァ(芸術広場)が未来にわたって「こころのふるさと」であり続けるために、みなさんからの寄附金や会費が、大きな支えなのです。私たちの活動にご賛同くださることを心から願っています 。
団体概要
私たちは、2005年に「NPO法人アルテピアッツァびばい」を設立し、以来2006年より美唄市より指定管理者として委任され安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の管理運営を行っています。
誰もが安心して帰れる「こころのふるさと」として、アルテピアッツァ美唄を未来に繋いでいくため、施設および環境の維持・管理・保全、喫茶店「カフェアルテ」や体験工房「ストゥディオアルテ」の運営、アルテ市民ポポロやボランティア活動などを企画、運営しています。
沿革
- 平成17(2005)年4月 設立総会
- 平成17(2005)年8月 NPO法人認証
- 平成18(2006)年4月 指定管理者制度により美唄市よりアルテピアッツァ美唄の管理運営を受託
- 平成19(2007)年4月 カフェアルテ、ストゥディオアルテ(体験工房)オープン、運営受託
- 平成19(2007)年4月 第1回安田侃の「こころを彫る授業」開催。以降、NPOスタッフが担当して毎月開催
- 平成21(2009)年10月 北海道新聞社「第8回北のみらい奨励賞」受賞
- 平成22(2010)年1月 「地域づくり総務大臣表彰」受賞
- 平成22(2010)年4月 アルテ市民ポポロ制度発足
- 平成24(2012)年12月 北海道「平成24年度北海道地域文化選奨」受賞
- 平成25(2013)年1月 全国地方新聞社、共同通信社「第3回地域再生大賞優秀賞」受賞
- 平成25(2013)年12月 北海道から「控除対象非営利活動法人」に指定
- 平成26(2014)年2月 北海道から「認定特定非営利活動法人」に認定
- 平成30(2018)年1月 「第5回エクセレントNPO大賞『市民賞』」受賞
寄付金の使い道
皆様からのご寄附は、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄を次世代へと繋ぐため、施設・環境・彫刻作品を適切に維持・管理・保全するために大切に使わせていただきます。
- 建物の修繕、補修
- 彫刻作品の修復、保全
- 敷地内の芝の手入れ
- 冬季間の除雪
- 看板の整備
など