私たちの取り組む課題
NET-GTASは国立原爆死没者追悼平和祈念館(http://www.hiro-tsuitokinenkan.go.jp)と提携し、当館が制作した被爆者の証言ビデオをできるだけ多くの言語に翻訳し、字幕を付ける作業を通して、証言の多言語化を進めています。他にも、国内外の核・被ばくに関する様々なイベントの主催・参加、独自の証言の多言語化作品を日本国内だけでなく海外にも発信するための新たなウェブサイト作成など、多面的な活動に取り組んでおります。
なぜこの課題に取り組むか
現在世界に1万発以上存在する核兵器、これを一発も使わせることなく廃絶するためには、先の戦争で実際にその威力・非人道性をその目で見た体験者の証言がその大きな、そして不可欠な力になります。しかし、ほとんどの証言者が日本語しか話せないため、世界に広めるためには言語の壁を乗り越えるため、その証言ビデオの翻訳などの地道な作業がどうしても必要になってきます。さらに、被爆者の平均年齢は80歳を超え、彼らの証言を後世に残すことが刻々と困難になっています。
寄付金の使い道
ご協力いただいたご寄付に関しましては、以下の用途に使わせていただきます。
・遠隔地イベント参加のための交通費
・イベント運営経費
・HP/ブログ等運営経費
・募金活動にかかる経費
・事務局維持費
・事務局人件費
・事務局備品
・コピー/印刷代