私たちの取り組む課題



ネスト・ジャパンは、2010年に初代代表の本田秀夫医師(精神科医)が立ち上げたNPO法人です。
「ネスト」という言葉には、『動物の巣』や『入れ子にする』という意味があります。
ネストという言葉には、「社会や地域の中で、入れ子のように、発達特性のある人たちの活動拠点を作りたい」という思いが込められています。
この理念のもと、私たちは主に下記のような支援を中心に行うことで、
発達障害およびその関連領域の福祉と教育の向上に努め、社会の利益増進に寄与することを目的としています。
- 発達障害児・者を対象とする地域生活、余暇活動の支援
- 発達障害に関する相談
- 発達障害に関する保育士、教師、療育専門家等の人材育成
- 一般市民を対象とした発達障害の知識に関する普及啓発
なぜこの課題に取り組むか
わが国では、発達障害に対する啓発が十分とはいえず、多くの発達障害の子どもたちとその家族は、さまざまな誤解のもとで社会参加に制限を受け、孤立し不登校やひきこもりの状態になったり、二次的な精神障害を併発するなどのリスクが高いことが指摘されています。
一般の子どもたちとペースが合わず、仲間や活動拠点を得ることに失敗してしまったり、家族も苦しみ、孤立感を味わうことも少なくありません。
私たちは、一般社会の中では孤立しがちな発達障害の人たちの活動拠点を作ることで、
発達障害の人たちの孤立感を和らげ、社会の中で生きる原動力となるエネルギーを蓄える場を築きたいと思っています。
このように、社会の中で入れ子のように発達障害の人たちの活動拠点を築くことを、私たちは「ネスティング」と呼んでいます。
発達障害の人たちとその家族が当たり前に生活できるためには、同じ感性、同じ悩みを共有し、自分のペースで活動することが自然と受け入れられるような仲間づくりと拠点づくりが必要です。
支援金の使い道
- 余暇活動支援事業
- 余暇活動支援の研究、普及啓発
- 新たな取り組みへのチャレンジ
ネスト・ジャパンの余暇活動支援は、多数派の社会に合わせるために苦手なことの克服を促すのではなく、少数派の人たちが”苦手”とすることを意識することなく、楽しく過ごせる場をつくることを心がけています。
今後、当事者がさらに安心して場に参加し、互いの知識や経験を共有したり、共に過ごしたりする場が円滑になるよう、いただいたご支援を大切に使わせていただきます。
そして、当事者がよりいきいきと参加できる新たな取り組みへのチャレンジや、保護者や支援者への勉強会などを通した普及啓発活動を行っていきます。

