私たちの取り組む課題
仕事、家事、子育てとママの毎日は忙しく自由な時間も取れないでいるママがたくさんいます。「仕事」「子育て」の両立に悩んだり、本音で相談できる仲間が見つからなかったり、悩みを一人で抱え込み、落ち込むこともたくさんあります。
それが、2019年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で人と人との交流が寸断され、さらに孤独になり、先の見えない自粛生活、未知のウィルスへの恐怖、社会からの疎外感をますます感じるようになりました。
コロナ禍ではなくても、ただでさえ田舎は、閉鎖的な部分があるのが現状です。そして特に田舎は、「男性は仕事をして、女性は家庭を守る」という、昔ながらの考えに縛られている人が多いため、いつまでもママが働きやすい環境や、自分らしく輝ける環境が確立されていません。
なぜこの課題に取り組むか
これ以上ママを孤独にさせない、1人で頑張らせない!
子育てを辛い、しんどいものにしたくない。誰もこんな気持ちになるために子どもを産み育ててはいないと思います。子育てを楽しみたいと思っているはずです。
しかし、現実は厳しく、仕事や家事育児はもちろん、やることがありすぎて余裕のない生活が続いています。このままでは、ママ自身が壊れてしまう。そうなると子どもたちに被害がでてしまう危険があります。
そうなる前に、変わっていかなければいけないことがあります。まずは、私たちママ同士がネットワークを使って助け合い、共有、共感して乗り越えていくことが大切です。
わたしたちは、孤独と戦うママ達を応援し、少しでも肩の力を抜いてふっと立ち止まる時間やママ同志がつながるきっかけを作り、社会全体で子育てができる地域にすることで、笑顔で輝くママであふれる社会をめざそうと思っています。地域のママがもっと笑顔でいられるようになれば、さらに居心地の良い地域をつくっていけるはずです。
そのための活動のスタートとして、まずはママネットワークをつくり、地域や企業も一緒になってママを全力サポートする仕組みづくりをします。
そこから家庭、地元企業、地域全体へとつなげていき、ママだけでなく女性全体が活躍し輝ける地域を目指します。
こんな時代だからこそ、あなたのできる「おすそわけ」をしてみませんか?
島根県は、古くからの風習で「おすそわけ文化」があります。
人と人の交流が希薄化している現状を解決するためにお母さん同士の情報交換やお茶会での気持ちの共有、お母さんの1人時間をつくるお手伝い、孤独を感じない育児ができる地
域の創生など「少しのおすそわけ」でママ達がつながりあい、ママ達が共感しあえる取り組みを行います。