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東日本大震災後に人口が0になった福島県浪江町で、帰還・移住を問わず、老若男女、こどもから大人まで幅広い世代同士のつながりの場づくり、コミュニティづくりを進めています。

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私たちの取り組む課題

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浪江町での暮らしをより楽しむために、幅広い世代で交流し、つながりの場づくりをしています。

「浪江で友達をつくろう・暮らしを楽しもう」をコンセプトに。

福島県浪江町は、東日本大震災と原発事故の影響で全長避難を余儀なくされ、約12,000の人口がいったん0人になりました。2017年3月末に一部避難指示が解除されましたが、町内会や自治会などのコミュニティがすぐ回復することはなく、バラバラのまま。とにかく「いま浪江にいる人が集まって交流できる場所」をつくりだすことが急務でした。

避難指示から8年が経ち、現在の人口は2,383人(2025年8月末)。元の町民の帰還だけでなく、新しく浪江町に居住する移住者も増えてきています。町の居住人口のおよそ1/3が移住者と言われており、なかでも、子育て世代の移住も目立つようになってきていて、町を構成する人口層が多様化しています。


「いざ」というときに支え合えるつながりをつくる

もともとある行政区(町内会)の機能が回復しきらないまま、十数年ぶりに町内に帰還する方や、地縁のない移住者が増えています。こういった方々が、いざ災害が起こった時に孤立してしまったり、避難に支障が出てしまったりする可能性が出てきています。

日頃から近所に住んでいる人とつながり、日常会話をしたり、住んでいる地域がどんな特性をもつ場所なのか知っておくことが必要です。それは、こどもも大人も、高齢者も障がい者も関係ありません。日頃から顔の見える関係性を維持することで、浪江での暮らしをよりよいものにしていくことにつながります。


地域の中でこどもたちが安心して過ごせる居場所をつくる

いま町内には約200人のこどもたちが暮らしています。通学はスクールバスで家と学校の往復という環境で、家と学校以外に安心して過ごせる環境が少ない状況です。同時に、地域住民とのつながりが希薄となっており、浪江だけでなく、被災地での学びの選択肢の少なさや、発達障害・外国ルーツなどスペシャルニーズを抱えた家庭の困り感も浮き彫りになってきています。

わたしたちは、2025年8月から「駄菓子andこどもの居場所-BASEマチナカ-」という居場所を開設し、こどもたちの暮らしの交差点として、さまざまな出会いのなかで「好き」「やってみたい」を見つけられる、あたたかい場所づくりを目指しています。

なぜこの課題に取り組むか

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こどもたちが安心してここで楽しく過ごしていくための資源が不足している

浪江町では帰還が進むと同時に、新しい施設や機能が生まれ、まちづくりが進められてきました。しかし、教育環境やこどもたちへの資源はまだまだ不足している状況です。

いまある教育インフラとしては、町立の小中学校が1校ずつ、認定こども園が1つのみ。こどもがのびのび遊べる屋内あそび場も整備されましたが、こどもたちが自由な発想で自分の「好き」を追及したり、学校と家以外で安心して過ごすことのできる場所は限れています。


「駄菓子andこどもの居場所-BASEマチナカ-」をオープン

BASEマチナカは、2025年8月から浪江町の中心部である新町通り沿いでオープンした、こどもたちの居場所です。

コンセプトは「こどもたちの暮らしの交差点」。家でも学校でもない、「ありのままの自分」でいられるみんなの居場所です。人と人、遊びと学び、こどもと地域など、さまざまな出会いがゆるやかに交差するこの場所で、こどもたちが自分の「好き」「面白い」をそれぞれのペースで見つけていく、そんなあたたかい場所を目指しています。


地域の方々も「マチナカ応援隊」に

浪江町の地域コミュニティは依然として回復しきっていません。戻りたくても戻れない地区があったり、人が集中して住めるようになった地区があったり、避難先と町を行ったり来たりしたり等、グラデーションがある状態です。

でも地域の方々からは、誰かとつながることで安心を得たり、生きがいを感じたりすることがとても大事だと、日頃の会話から感じられます。こどもたちに何かしら関わりたい。応援したい。そういう声も聞こえてきます。そういった地域の方々がこの場所を通して、こどもたちと顔を知る関係になったり、こどもたちの「やってみたいこと」を応援する仲間になったり、世代を超えた関係性をはぐくむ場所としても機能させていきたいと考えています。

支援金の使い道

支援金の使い道の画像
支援金の使い道の画像
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ご支援いただきました資金については、こどもの居場所「BASEマチナカ」の運営に関する費用に使用させていただきます。

  • こどもたち向けプログラム企画に関する費用
  • 日々の居場所の消耗品や備品購入費
  • 学習用品の購入費
  • 有償ボランティアスタッフさんへのお謝金
  • スタッフのスキルアップ研修費(居場所支援に関する研修、こどものSOSに対応するゲートキーパー研修など)
  • そのほか、居場所運営に関する諸経費


こどもたちがより自分らしく、いきいきといられる居場所となるよう、運営スタッフ、ボランティアスタッフみんなで、この場を運営して参ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.namitomo.org/

代表:小林奈保子

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