
事業の目的



障がいのあるお子さんの生活を支えてきた親御さんには、本人の好きなことや苦手なこと、日々の習慣、体調の変化、安心できる接し方など、多くの情報が蓄積されています。しかし、親御さんが病気になったり亡くなったりすると、その情報が支援者に十分に引き継がれないことがあります。
私たちは、情報を記録・共有するアプリ「ファミリアノート」の普及と活用支援を通じて、本人の暮らしに必要な情報や親御さんの想いを、将来の支援者や後見人へつなぐことを目指しています。
本人についての情報に加え、どのような想いで育ててきたのか、これからどのように暮らしてほしいのかといった親御さんの言葉も残すことで、本人を理解し、その人らしい生活を支え続けるための土台をつくります。
これまでの活動

親なきあとの相談や支援に携わる中で、親御さんが把握している本人の生活情報や、子どもへの想いを、将来の支援者へ引き継ぐ必要性を感じてきました。
こうした課題を背景に、株式会社キイロ乃カモが開発・運営するファミリアノートと連携し、親御さんや支援者に向けた紹介と利用の働きかけを進めています。
ファミリアノートは、2025年11月にブラウザ版の提供を開始し、2026年3月にはiOS・Android向けアプリをリリースしました。本人の生活情報や親御さんからのメッセージを記録し、必要な情報を支援者へ引き継ぐためのツールとして活用を広げています。
また、利用者の負担を抑えて運営を続けられるよう、企業スポンサーや寄付による支援の仕組みづくりにも取り組んでいます。
リンク先URL
ファミリアノート公式サイトhttps://familiar-note-web.ki-iro.co.jp/
iPhone版(App Store)https://apps.apple.com/jp/app/id6753338947
Android版(Google Play)https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.kiiro.familiarnote
NPO法人 生活・就労支援サービス凪https://nagi.ki-iro.co.jp/
これまでの事業成果

これまで親御さんの記憶や家庭内のメモにとどまりがちだった本人の情報を、記録し、支援者へ共有するための仕組みが形になりました。
ブラウザ版に加えてスマートフォン向けアプリの提供も始まり、日々の暮らしの中で情報を残すための利用環境を整えてきました。
また、生活情報だけでなく、親御さんの想いや言葉を残せることも、この取り組みの大切な点です。将来の支援者が本人の暮らしを考える際に、ご家族が大切にしてきたことを知る手がかりになります。
今後は、利用登録だけで終わらず、実際の記録や情報の引継ぎにつながるよう、活用支援を充実させていきます。
事業の必要経費

ファミリアノートを安心して使い続けていただくためには、システムの維持管理と、個人情報を守るための継続的なセキュリティ対策が必要です。
現在は、開発・運営を担う株式会社キイロ乃カモのエンジニアによる無償の対応に支えられています。今後も安定して事業を継続するため、保守や改修を担うエンジニアの人件費・業務委託費を確保し、継続的に対応できる体制を整えていきます。
ご寄付は、主に以下の費用に活用します。
・システムの保守・改修、セキュリティ対策にかかる費用
・サーバーなどの運用費用
・利用方法の案内や記録をサポートするための費用
・親御さんや支援者に届けるための広報・資料作成費用
必要とするご家庭が経済的な事情で利用を諦めることのないよう、利用者の負担を抑えながら継続できる仕組みづくりに取り組みます。

