私たちの取り組む課題

長久手市と近隣地域に暮らす子どもたちが、
一人ひとりの個性や能力を最大限に生かし、
自分らしい存在として成長できる環境を作ることです。
そのために、わたしたちは
一人ひとりの子どもの個性や
家庭の状況に寄り添った支援を大切にします
子どもたちが自分らしく成長できる、
温かい地域の輪をつくります
多世代が関わり合い、
みんなで子育てを支える環境をつくります
なぜこの課題に取り組むか



「住みやすいまち」と言われる長久手市。
しかし、転入者の多いこの地域では、子育ての孤立化が深刻な問題となっていました。
知り合いもいない土地で、一人で子育てに悩む親子がたくさんいる現実。
それは、「子育てサークル」のような活動だけでは解決できない課題でした。
そんな中、理事長の田中にとって、忘れられない出来事がありました。
ある日のホームセンターで、3人の小さな子どもを連れたお母さんが、パートナーから厳しく叱責される場面に遭遇しました。
金魚を落としてしまったお母さんは、とても怯えた表情をしていました。
パートナーは家族を置いて一人で帰ってしまい、お母さんは途方に暮れていました。
「困ったら連絡してください」--手書きの電話番号を渡しながら、私は強く思いました。
「もし、いつでも来られる場所があったら。もし、『ここにいていいよ』と伝えられるチラシがあったら。」
この出来事が、私の決意を固めました。
誰も孤立することなく、安心して子育てができる場所を作りたい。
子育ての専門性を身に付け、責任を持って継続的な支援を提供したい。
長久手市の子育て環境を心配し、それぞれ異なる現場で子育て支援に携わってきたメンバーが集い、2018年、「ながいく」は誕生しました。
寄付金の使い道

毎月の経費
- 家賃・・・12万円
- 水道光熱費・・・3万円
- おやこ食堂・夕食提供(子ども食堂)・・・20万円
- 食料や生活用品配布・・・15万円
- スタッフ(12名)の人件費・・・100万