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「生」教育助産師グループOHANA

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ビジョン

社会的養護を必要とする子ども達や女性の 「いのち」と「性」が安全に守られる為には継続ある支援が重要です。より良く生きるための選択ができるよう予防教育とその支援が届く地域社会の仕組みを目指します

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私たちの取り組む課題

◆社会的養護を必要とする子ども達や女性を継続的に支援する居場所作り


社会的養護を必要とする子ども達や女性は様々な問題に直面しやすい環境にあります。特に「いのち」と「性」に関わるところでは深刻な状況です。中でも虐待やDVなどの暴力を受けた後の人生に及ぼす影響は、その個人に深く傷跡を残し更には個人にもとどまらず想像を超えて人から人へと波及していきます。

また施設から退所した場合は、支援が届きにくい中で更に困難な問題に直面する場面も多く、孤立していくケースも少なくありません。

だからこそ

少しでもよりよく生きるための選択が自らも出来る

更に

地域社会において広く細やかな支援が継続的に届く仕組みが必要且つ重要です。

助産師の仕事は、妊娠・出産に関わる役割があることはもちろんですが、本来は女性の一生に寄り添い、また子ども達の健全な心と体の育成を目指し「いのち」や「性」における予防教育の役割も担っています。


問題が起きる前に予防するための判断が自分で少しでもできるように、またもし問題が起こった時は少しでも早期に支援を受けられるよう私達は助産師の専門性を活かしながら継続的に関わる事を目指しています。

一人でも多くの「いのち」が守られ健やかな生と性が育まれることを願い活動を続けています。


◆継続的かつ地域社会の支援の輪を組み入れた教育・相談事業

現在、児童養護施設には毎月2回以上・母子寮には毎月1回(今後は乳児院・里親の会などの施設も増えていきます)

出向いて活動をしています。

そこで

・「いのち」の教育

・発達段階に合わせた性教育

・個人相談(保健室のような役割として)

・外部講師を迎えた体験活動

・退所する子達に向けた関わり

などを行っています。

また退所した子ども達や女性(母親)たちとも定期的に連絡を取り合いながら、関わりを続ける中で支援を行っています。

施設にいる時から関わりを持つことは信頼関係を築くうえでとても大切です。施設職員の方たちにもご協力頂きながら情報交換をし、切れ目のないサポートを意識して介入しています。

また自己肯定感が保たれずに生育しているケースが多く「自分の命」や「他者の命」について考える機会も乏しいのが現実です。「今を生きる自分」を丸ごと受け入れられるように教育を通して伝えていくことや様々な相談に応じることによって表面化しにくい性に関する問題や悩みについても早期に対応することが出来ます。

他にも母子寮では育児相談なども行っています。施設と協力することで問題の解決やそこに繋がるサポート体制を構築する一歩にもなります。地道な活動ですが、地域の支援の輪を取り入れながら、学びと心の居場所を提供する機会となっています。

なぜこの課題に取り組むか

◆問題が起こる前に・問題が起こった時に早期発見や見守りを行う◆


OHANAは、3年前から児童養護施設に1ヶ月に1~2回訪問するようになりました。また2年前から母子支援施設にも毎月訪問しています。

そこで生活する子ども達や女性に接する中で個々に抱える課題、更に退所した後は、より問題が続くことの深刻さに直面しました。また施設職員の方々の悩みにも触れる中で助産師のみならず様々な専門分野の方々の支援や地域の輪が必要だと痛感しています。

・増えていく虐待

・性的な問題

・望まない妊娠からの悲しい連鎖

・子ども達や女性の体や心に深く残る傷

それぞれ対応や見守りが大事になります。


病院や産院で働くことの多い助産師ですが本来の役割を考えると社会養護を必要とする子ども達や女性に寄り添う役割があります。その役割を地域社会の仕組みに組み入れることで、健やかな「生」と「性」がよりよく育まれる近道になるのではないかと考えています。「生」教育助産師グループOHANAは、小さな一団体ですがその仕組みを構築していくことも課題としています。


◆4本柱となる課題目標◆

1.「いのち」の教育を通して自己肯定感を育む機会とする

2.青少年の性被害や自殺の予防をはかる一助とする

3.教育により”性問題予防”と“虐待予防”へつなげる

4.子ども達や女性への支援が地域に広く伝わるように助産師の専門性を発揮しながら発信していく


3年後、体と心の居場所となる相談室「OHANAルーム」の開設も目指しています。みなさんからのご寄付によって一歩ずつ準備を進めていきたいと考えています。ご協力どうぞよろしくお願い致します。

寄付金の使い道

各施設に毎月1〜2回訪問しています。

また児童養護施設や母子寮での教育・相談活動に伴い

・教材費(講座の資料や体験活動の教材など)

・交通費(施設に出向く際の交通費)

・通信費(電話相談などの費用)

・借料、会場費(相談などを行う際の場所代)

・人件費(体験活動の際の外部講師、個人相談や講座開催時の人件費)が必要となります。


※今後は乳児院や里親の会とも関わりを持ちながら活動していく予定です。また3年後にはOHANAルームの設立を目指しています。その設立費用を準備していきます。


2013年から活動をスタートする中で、活動を継続するためには活動費用を活動に合わせて維持していくことがとても大切だと気が付きました。この事は当たり前のことかもしれませんが、私たちは施設で働くことが多いので自分で資金を得る仕組みを構築することがとても苦手です。でもそうすると自分で立て替えたりしながら、結局燃え尽きてしまうということも生じかねません。(何回も燃え尽きそうにもなりました・・)でも、やっぱり地道な活動ながら、専門性をもって関わるこの活動は必要な支援であると続ければ続けるほど痛感しています。

そんな私たちの活動を継続・発展していくためにも皆様からのご理解ご賛同いただけると嬉しいです。決意や思いは揺るがない助産師グルーOHANAです。どうぞ応援してください。よろしくお願い致します。

任意団体

「生」教育助産師グループOHANA

〒4910931

愛知県一宮市大和町馬引郷東1-12

http://ohanamidwife.jp/

代表:坂井桃子

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