事業の目的
制服リユース、子ども服や子育てに関する用品リユース、フードドライブ、生理用品の配布の4本柱で、地域の親子や女性の支援を行います。
様々な理由から必要とする品物が揃えられない家庭の負担を軽減し、よりよい子育て環境の充実を目指します。
これまでの活動
令和2年は休眠預金を利用した中学校制服のリユース事業を委託事業として運営。
令和3年6月からは村上市フードバンク助成、新潟県共同募金、新潟県地域の子育て力育成事業などの助成を受け、中学校制服のリユースに加えて、高校や子供服、婦人服、子育て用品もリユースを開始しています。
また、生理用品についても必要とされる家庭や、市内高校・専門学校に配布を行いました。
食料品は市内のフードバンクと連携して窓口としてフードドライブを実施しています。
これまでの事業成果
令和2〜3年10月までに制服だけで45件ほどの支援を実施。子供服などは日常的に交換が行われています。
「子どもは成長が早いので購入するとなると躊躇するが、こちらを利用できるのですごく助かる」「兄弟が多いので洋服の購入費用が抑えられて助かる」と言った声が聞かれました。洗い替え用にも上手く利用していただいたようです。
フードや生活支援を必要とされる家庭は、自分からは名乗り出にくいものですが、制服のリユースにより、こちらから見つけ出すことができました。
コロナ禍でアルバイトが出来ずに収入が減り、生理用品の支援が有り難いと礼状をいただきました。
事業の必要経費
現状では助成を活用して活動を行っていますが利用に制約もあり、今後の継続に向けてもご支援が必要な状況です。
- 制服クリーニング代…10万円(年間)
- 備品購入(ハンガー・ラック・衣装ケース・防虫剤・不織布・袋)…3万円
- 回収に関する交通費…6万円(年間)
- 生理用品の購入費…5万円(年間)