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オランウータンの森 再生プロジェクト in インドネシア

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豊かな熱帯雨林に暮らす森の人・オランウータン。 more treesでは、火災で失われたインドネシア・カリマンタン島の森を再生させ、オランウータンの棲みかを取り戻すための活動に取り組んでいます。

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私たちの取り組む課題

インドネシアを含む東南アジア熱帯地域では森林減少が深刻化しています。過去40年に渡る違法・過剰な伐採や火災などにより、熱帯雨林は急激に減少しました。
特に、2015年春にインドネシア各地で発生した森林火災は延焼を続け、数か月間燃え続けました。過去20年間で最悪の規模となった火災によって失われた森林面積は260万ヘクタール。東京都12個分にも及びます。

主な原因としては、パーム油生産やパルプ生産の為の開墾を目的とした火入れや野焼きが指摘されており、経済損失額は221兆ルピア(約1兆7千億円)とも言われています。

森林火災による被害は森林の減少のみではありません。森林火災による煙害(ヘイズ)は隣国のマレーシアや海を挟んだシンガポールにまで広がり、CO2の排出量は2015年9~10月までの1か月半だけで米国の年間排出量を超えたと言われています。


2015年の森林火災により、主にオランウータンの保護活動を行うBOS財団が保有する森林1800ヘクタールのうち、266ヘクタール(東京ドーム57個分)が焼失しました。

プロジェクトの対象地となる施設の森林には、現在204頭のオランウータンと44頭のマレーグマが保護されており、放し飼いエリアでは、野生に返される前の大切なトレーニングも実施しています。

私たちはBOS財団と連携して、まずは焼失した森を植林により再生させることで絶滅危惧種であるオランウータンなどの野生動物の棲み処を確保し、生物多様性の保全に取り組みます。更にインフラの整備(貯水池、防火帯の設置)を進めることで火災の再発防止に努めます。

また、熱帯雨林と野生動物を取り巻く現状を知ってもらうべく現地ツアーを実施し、より多くの方にこの問題について関心を持ってもらうきっかけを創出します。

なぜこの課題に取り組むか

豊かな森は沢山の生物の生息地であり、オランウータンやマレーグマへの被害は特に深刻な為、森林の再生と火災の再発防止は急務です。

日本は、戦後の経済成長の過程で諸外国から大量の木材を輸入してきました。インドネシアもその輸入元として大きな割合を占めており、日本の発展はこうした森林破壊の上に成り立ってきたと言っても過言ではありません。

また、インドネシアは、世界最大のパームオイルの生産国であり、紙の原料となるパルプ生産も盛んです。日本で消費される植物油の約24%がパームオイルと言われており、日本で消費されるコピー用紙の約30%がインドネシア産と言われています。インドネシアでは、パームオイルのプランテーションの開発やパルプの原料を採る為に、沢山の森が失われています。

一見、遠い国の出来事に思える熱帯雨林の減少は、私たち日本人にとって決して無関係な話ではなく、すぐ目の前に迫る深刻な問題です。
みなさまのご支援が森林再生への大きな力になります。本プロジェクトへのご寄付をどうぞ宜しくお願いします。

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※当団体は一般社団法人のため、個人の方からのご寄付は寄付金控除の対象外となります。
 また領収書の発行はいたしかねますので、予めご了承ください。

寄付金の使い道

【みなさまからのご寄付によって達成できること】

1,000円で苗木が1本植えられます。

10,000円で防火帯が24メートル作れます。

30,000円で貯水池が1つ作れます。

一般社団法人

オランウータンの森 再生プロジェクト in インドネシア

〒1510051

東京都渋谷区千駄ヶ谷1-9-11フレンシア外苑西103

03-5770-3969

http://orangutans.more-trees.org/

代表:一般社団法人more trees

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