私たちの取り組む課題
■子育て世帯と地域の断絶
核家族、少子化、コロナと様々な障壁から、子育て世帯と地域のコミュニティが断絶してしまっています。
そうした中、わたしたちは以下のような取り組みをしています。
▼子育て世帯と地域をつなぐイベント
・フリーマーケット、アートフェスティバルを開催し、地域店舗がマルシェやワークショップを開設して交流を図る。
・「週末園庭開放」(TSUMUGU)事業
・(予定)児童館などを活用した、地域をつなぐイベントの開催
▼子ども向けイベントの開催
・夏場のキャンプ事業
・(予定)夏祭り等、集えるイベントの開催
・寺子屋事業(体験活動を通して、生きるチカラの育成)
■地域幼稚園の減少
少子化、保育園の拡大を受けて園児が減少傾向にある地域の幼稚園がたくさんあります。
さまざまな地域の幼稚園を守ることで、広い敷地がマンションや商業施設などになって、子どもや子育て世帯が集える場、地域がつながる場がなくなってしまうのは、モッタイナイ!
・地域に幼稚園があることの魅力を発信し、地域に愛され・コミュニティを創生する場となれるよう、イベント開催などを通じて幼稚園のあり方を研究していく
なぜこの課題に取り組むか
核家族が大半となり、子育て家庭の孤立化は、何年も前から問題視されています。そうした状況の中で起こった、新型コロナウイルスによるコミュニケーションの断絶を受け、さらに孤独な育児「孤育て(こそだて)」の問題は大きくなっています。
以前から取り沙汰されている「地域で子どもを育てる」ことの大切さは、コロナ禍を経た今だからこそ、より重要度が増しているのではないでしょうか。私たちは、コミュニケーションが断絶され、つながりが途絶えてしまっていることを子育ての現場でひしひしと感じ「これではいけない」と立ち上がったメンバーで、子育て世帯と地域をつなぐ活動を行っています。
子育て世帯と地域がつながれば、子どもを見守る「目」が増えて、安心・安全が広がります。子どもを見守る「目」は、子育て世帯だけでなく、地域に住む若者、高齢者も含めて安心・安全なまちづくりにつながるものです。わたしたちは、そんな「目」を増やすための活動拠点として地域の幼稚園がピッタリだと感じて拠点として利用させていただいています。
ワクワクする活動を通して、「ここに子どもがいるんだ」「ここにいけば見守ってくれる大人がいるんだ」そんな温かな輪をつむいでいくことで、自分たちが住むまちへ愛着が湧き、次世代へとつながっていく。そんな世界をわたしたちは目指して、課題に取り組んでいます。
寄付金の使い道
1:NPO支援
子育て世帯と地域をつなぐイベントの開催や、地域のつながりを広げる活動
地域幼稚園が残っていくための研究費用に充てます
※NPO運営上必要な経費にも使用
2:地域の幼稚園支援
・みずほ寄付:三鷹みずほ幼稚園の支援に使います
(例)看板設置費用、魅力的なPR資料作成、印刷、園の修繕費用、卒園児向けイベントの開催費用