私たちの取り組む課題
私たちの行動指針
1.命が脅かされるような病気や状態にある子どもと家族が、来て良かった、また来たいと思える時間を届けます。
2.遊ぶことを通して学ぶ子どもの成長を見守ります。
3.子どもと過ごした日々を共に語り合い、遺されたご家族の気持ちに寄り添います。
4.地域とともにあゆみ、開放された施設運営を目指します。
5.地域の病院や協力者に感謝の気持ちを持ち、信頼関係の構築を大切にします。
なぜこの課題に取り組むか
命が脅かされるような病気や状態
小児がんや、心疾患、重症心身障害を持つ子どもなど、19歳までの小児期に発症し、40歳までに50%以上の確率で死に至るあらゆる疾患や病態のことをさします。
対象となる子どもたちの数
命が脅かされるような病気や状態にある子どもは、1000人に1人ほどと言われています。
宮城県の0-15歳の人数に置き換えると推定270名ほどになります。
こどもホスピスの利用は、その子だけではなく、きょうだいを含む家族、子どもを亡くしたご家族も対象です。そのため、多くの方にとってこどもホスピスは重要な場になります。
子どもにとって遊ぶこと、学ぶこと
「今日はどこに遊びに行こうかな?」という当たり前の日常が、感染症への不安、バリアフリー機能の未整備、周囲からの理解不足などさまざまな理由によって、制限されることが多くあります。
子どもは、遊ぶこと・学ぶことを通して成長発達していきます。
「こどもホスピスに行って遊びたい」「こどもホスピスなら安心して過ごせる」そんな風に感じられる場を作りたいと考えています。
寄付金の使い道
1.こどもホスピスの設立・運営
宮城こどもホスピスプロジェクトは、既存の施設(廃校等)を活用して、宮城県仙台市内に開設を目指しています。いただいたご寄付は、設立・運営に利用させていただきます。
2.子どもと家族がわくわくできるイベント運営
お家や病院だけでは実現が難しいようなことも、積極的にチャレンジしたいと考えています。お祭り、キャンプ、お仕事体験、子どもたちの遊びや学びを支えるイベントの運営に利用させていただきます。