事業の目的
パラグアイの伝統工芸品に「ニャンドゥティ」という素敵な文化を後世に残すため、作り手の方々の生活を守るためにフェアトレード事業を行っております。
これまでの活動
パラグアイの伝統工芸品「ニャンドゥティ」
ニャンドゥティは南米パラグアイ共和国に伝わるレース編みの刺繍で、さまざまな伝統工芸品があります。主に女性たちを中心として受け継がれてきました。
パラグアイの先住民族であるグアラニー族の言葉で「蜘蛛の巣」を意味するニャンドゥティ。繊細かつ美しい色とりどりのニャンドゥティには心を奪われます。大きいものから小さいものまで、どれも心を込めて丁寧に作られています。
デザインは太陽や花など自然をモチーフにしたものが多く、色は原色を多く使ったカラフルなものから、淡く優しい色を使用したものまで幅広くあります。
すべて手作業で作られており、同じものはこの世にひとつとありません。
ニャンドゥティのフェアトレード事業
パラグアイの無形文化遺産にも選ばれているように重要な文化の一つである一方、販売によって得られる収入の低さや、ひとつ作るのにとても手間がかかるなどの問題のため、生業としている人の数は減少しています。
パラグアイの人たちのアイデンティティの一部ともなっているニャンドゥティという素敵な文化を後世に残すため、作り手の方々の生活を守るためにフェアトレードによる取引を行っています。
私たちは現地の職人さんたちから購入したニャンドゥティを日本国内のイベントで販売し、その収益を活動に還元させていただいております。
毎年イベントでは多くの方にニャンドゥティをご購入いただいております。
*使用している写真はすべて肖像権に関する許諾を得ております。