事業の目的
イランの障害者の外出困難を解消し、社会参加の機会を増やすために、日本のバリアフリーやユニバーサルデザインの専門家・バリアフリー当事者リーダーがイランでバリアフリー専門家や当事者リーダーの人材を育成し、バリアフリー街つくりに実際に生かす。
これまでの活動
1. 2012年から毎年、イランのキャラジ市・テヘラン市・シーラーズ市・サレイン市などで、日本のバリアフリー専門家3名と、バリアフリー当事者リーダーが障害者体験や当事者の街歩きを実施し、ワークショップを開催して、人材を育成してきた。
2. 2019年、キャラジ市の市役所職員4名と福祉省職員1名を日本に招聘して、日本でバリアフリーの視察研修・街つくりのワークショップに参加して、人材を育成した。
3、キャラジ市で行政のバリアフリー担当者と障害当事者がネットワーク会議を定期的に開催して、関係者を巻き込みながら街つくりに取り組んでいる。
これまでの事業成果
1.イランキャラジ市のバリアフリー専門家とバリアフリー当事者リーダーの育成
2.イランキャラジ市のベヘシティ通りをモデル地域として整備
3.イラン全土へバリアフリーの知識や技術を伝え、当事者参加の街つくりの方法を広げた。
4.イランキャラジ市の中で、行政と障害者のネットワーク会議を毎月開催
事業の必要経費
1.日本から専門家を派遣する費用と人件費、イランの障害当事者リーダーやスタッフの人件費
2.キャラジ市役所や福祉省のバリアフリー担当者を日本医招聘し研修する費用
3.イランと日本のスタッフや障害者のオンライン情報交換を進めるための機材費用