私たちの取り組む課題



■ 課題①:孤食・孤立、不登校による学びの断絶
現代の子どもたちの中には、家庭内の事情などにより、食事をひとりでとる「孤食」や、学校に通えずに学びが途絶えてしまっているケースが少なくありません。地域や社会とのつながりを失い、孤立を深めている子どもも多く見られます。
▶ 当協会の取り組み
毎週金曜日に子ども食堂を開催。温かい食事の提供に加え、不登校児や高校中退者への学習支援や進路相談も行っています。
さらに、高齢者や保護者も参加できる多世代交流の場とすることで、地域とのつながりを取り戻す支援を行っています。
■ 課題②:学習機会や体験の格差、保護者の孤立・ストレス
家庭の経済状況や地域資源の格差により、子どもが自由に学びや体験を得ることができない状況が拡大しています。また、保護者自身も孤立し、子育てや家庭内で悩みを抱えているケースが増えています。
▶ 当協会の取り組み
英語、プログラミング、ヨガなど、子どもたちの興味関心を広げる多彩な教室を開催。保護者向けには感情整理セミナーやカフェタイムを提供し、家庭全体を支える体制を整えています。
■ 課題③:学校教育からの脱落と、若年層の社会的孤立
不登校や高校中退などにより、学校教育の場から離れた子どもや若者たちは、社会との接点を失い、将来への不安や孤独を深めています。
▶ 当協会の取り組み
学習支援や進路相談を通じて、社会との再接続をサポート。必要に応じて他のNPOや行政機関と連携し、一人ひとりに寄り添った包括的な支援体制を構築しています。
■ 課題④:地域の支援資源の分断と、支援の担い手不足
子どもを取り巻く課題は複雑化しており、家庭や学校だけでは対応しきれない現実があります。しかし、地域の支援資源は分断され、若年層を支える担い手も不足しています。
▶ 当協会の取り組み
市民、学校、企業、行政と連携し、子どもたちの進学や就労を含めたトータルな支援を展開。地域全体が「子どもを育てる場」となるような仕組みづくりを推進しています。
■ 課題⑤:複合的な困難を抱える子どもと家庭の増加
経済的困窮、不登校、精神的孤立など、複数の困難が重なり合うケースが増加しています。こうした子どもたちには、継続的かつ多面的な支援が求められます。
▶ 当協会の取り組み
安心して学び・つながり・成長できる「第三の居場所」を提供。子どもたち一人ひとりの状況に応じた支援を、地域と協力して実施しています。
なぜこの課題に取り組むか



なぜ私たちは子どもたちの「第三の居場所」づくりに取り組むのか
■ 子どもたちに“安心できる場所”が足りていません
現代の子どもたちは、家庭の事情や学校での悩みなどにより、心のよりどころを失ってしまうことがあります。
とくに、不登校や高校中退といった状況にある子どもたちは、学ぶ場・つながる場・安心できる場所が失われがちです。
■ 「第三の居場所」で、子どもたちの孤立を防ぐ
私たちは、家庭でも学校でもない、もう一つの選択肢として「第三の居場所」をつくっています。
拠点の「みんなのcafe」、毎週開催の子ども食堂、英語・プログラミングなどの多様な教室を通して、子どもたちが安心して集い、学び、成長できる場所を提供しています。
■ 地域とともに、子どもたちを支える
この活動は、子どもたちだけでなく、保護者や地域の高齢者ともつながることで、多世代が支え合う温かいコミュニティを育てています。
私たちは、子ども一人ひとりの声に耳を傾け、家庭だけでも学校だけでもない、新たな支えの形を地域全体でつくろうとしています。
■ この活動を続けるために、皆さまのご支援が必要です
「第三の居場所」は、誰かのやさしさと支援で支えられています。
子どもたちの食事や学習支援、居場所の維持運営のために、皆さまのご寄付をお願いいたします。
ひとりでも多くの子どもが、笑顔で未来に進めるよう、力を貸してください。
支援金の使い道



■ 寄付金の使い道について
皆さまからいただいたご寄付は、以下の活動に大切に活用させていただきます。
①拠点「みんなのcafe」、子ども食堂の運営費
- 食材費・調理備品・衛生用品
- 会場使用料・光熱費
- 不登校児や高校中退者への学習支援、進路相談を行う人件費
→ 安心して過ごせる「居場所」を守り、孤立した子どもたちを支えます。
② 教室・セミナー運営費(英語・プログラミング・ヨガ・保護者向け)
- 講師への謝礼・教材費
- 保護者向けセミナーの資料印刷・運営補助
- 子どもたちが楽しく学べるための環境整備
→ 学ぶ機会や家庭のケアを地域全体で支えます。
③ 学習支援・進路相談活動費
- 不登校・中退者への個別対応に必要な教材・学習機器
- 学習支援スタッフの人件費・研修費
- 相談対応のための環境整備や専門機関との連携費
→ 社会との接点を失った子どもたちを再び未来へとつなぎます。
④ 地域連携の仕組みづくり費用
- 地域イベントや連携会議の開催費
- パンフレット・広報物の作成、情報発信費用
- 行政・学校・企業との調整・連携に関わる事務費用
→ 地域全体が子どもたちを育む共助の場となるよう支援します。
■ いただいた寄付はすべて、子どもたちの未来のために活かされます
孤立や困難を抱える子どもたちが、地域の中で安心して学び、育ち、将来を描けるように。
皆さまからの温かいご支援が、子どもたちの「生き抜く力」を育む力強い一歩になります。
どうかご協力をよろしくお願いいたします。