私たちの取り組む課題



東日本大震災から15年が経ち、南三陸町では著しい人口流出と少子化が進んでいます。この10年間で子ども(0〜14歳)の数はほぼ半減し、学校では学年を超えた複式学級が増え、近所や地区内に同世代の子どもや、ママパパ同士のつながりも少なくなっています。
さらに、町内には平日や休日に子どもたちが自由に立ち寄れる児童館や屋内の遊び場がありません。公共交通の便も限られているため、子どもだけの移動は難しく、どうしても保護者の送迎負担が重くなり、友達同士で自由に集まって遊ぶことも難しくなっています。
「放課後、友達とどこで遊んでいいかわからない」
「1人で子育ての不安を抱え込んでいる」
子どもたちの体験の場や友達づくりの機会が失われていくこと、そして子育て世代が地域の中で孤立してしまうこと。
それらの課題を少しでも解決して、この町で子育てをする人たち・子どもたちが、少しでもハッピーな気持ちになれるような環境を作りたいと思っています。
なぜこの課題に取り組むか



◎「みなはぴ」とは ーー当事者の声から生まれた活動
南三陸での子育てをよりよくするために、一人で悩みをかかえないでみんなで話し合ったり、共感できる仲間がほしい。
そんな思いから、南三陸で子育てするママや仲間たちで2023年に活動を始めました。
年間の出生数が50人ほどのこの町で、子育ての負担や不安は、当事者の抱える課題になりがちです。
地域全体で子育てや子どもの育ちを考えていくことができたら、この町での暮らしがもっと楽しめるようになるのでは?
あっという間に過ぎていく子育ての時間。私たち自身も、それぞれのライフスタイルと自分自身が楽しめることも大切に活動しています。
◎私たちの活動
私たちは、「今、この町で子育てをしているみんなの声」「子どもたち自身がどう過ごしたいと思っているか」を丁寧に聞き、それらをカタチにしていくため、地域の人たちと子どもたちと一緒に活動をしています。
ママパパ:同世代の子どもを育てる保護者と横のつながりができる。困ったときに「助けて」と言える仲間がいる。日々の子育てで感じることを共有し、声に出せる場がある。
子どもたち:学校でも家でもない、自分らしくいられる居場所がある。困っていること・感じていることを声に出せる。
地域・行政:集まった子育てに関する声をまちづくりや行政との対話につなげ、地域全体で子どもを温かく見守る雰囲気づくりを行う。自団体だけでは難しいことも、地域内で連携して活動ができるようつながり作りを行う。
子どもや子育て世代が少ない町で、どうしても当事者の声は必要なところまで届きにくく、日々の忙しさや育児に追われると、声を出すこともアクションを起こすことも難しくなってしまいます。
子どもたちが安心して自分らしくのびのびと育っていけるように。
大人たちが「この町で子育てできてよかった」と思える温かい町に。
みんなの声に耳を傾け、私たちはこの活動を続けています。
支援金の使い道



「みなはぴ」の活動は、地域の皆さんの想いとボランティアの方々に支えられてスタートしましたが、活動として続けていくためには、どうしても運営資金が不足しています。
皆さまからいただいた温かい寄付金は、子どもたちが安心して過ごせる環境を守り、地域に笑顔を増やしていくために大切に活用させていただきます。
- 子どもたちの安全な居場所「わらっこ」の運営・維持費
- 子どもたちを見守るスタッフの育成・人件費
- 親子が笑顔になれるイベントの開催費
- 子育て情報を必要な家庭へ届けるための広報・地域内での連携活動費
- 基盤となる拠点と事務局の運営費
◎みんなでハッピーに!
南三陸の子どもたちの笑顔をもっと増やしていくためには、皆様からのご支援が必要です。
東日本大震災で大きな被害を受けた南三陸町ですが、全国から温かいご支援をいただきここまで元気になることができました。その時にいただいた全国の方とのつながりやご縁は今も続いています。
「南三陸で子育てができてよかった」「この町で育ってよかった」と1人でも多くの人が思えるように。
ぜひ、ご支援をお願いいたします。

