私たちの取り組む課題
私たちは、孤独や生きづらさ、心身の不調、対人関係や信仰・人生の悩みなどを抱えながらも、既存の支援につながりにくい人、あるいは支援につながっていてもなお「ひとりで耐えている」状態に置かれている人たちに向き合っています。
現代には制度や相談窓口があっても、そこへ行く力そのものが残っていない人、言葉にして助けを求めることが難しい人、画一的な支援では回復しきれない人が数多くいます。
また、オンラインで情報は得られても、実際に人が会いに来てくれる経験はきわめて限られています。
私たちは、必要としている人のもとへ直接会いに行き、対話し、祈り、食事や時間を共にしながら、その人のいのちの価値がもう一度感じられるきっかけを届ける活動に取り組んでいます。
支援の空白を埋める、顔の見える伴走のかたちを社会に増やしていくことが、私たちの課題意識です。
なぜこの課題に取り組むか
この課題に取り組む理由は、苦しみの中にある人ほど、既存の支援につながること自体が難しい現実があるからです。
相談機関、医療、福祉、宗教、地域のつながりなど、それぞれに大切な役割がありますが、制度の対象外にこぼれ落ちる人、過去の傷つきによって支援者そのものを信じにくくなっている人、外に出る気力を失っている人も少なくありません。
また、支援があっても「問題の解決」だけに焦点が当たり、その人の存在そのものが尊ばれる経験が不足しがちです。
私たちは、ただ助言をするのではなく、必要としている人のもとへ実際に足を運び、同じ空間に身を置き、顔を見て話を聴くことに大きな意味があると考えています。
手で触れられる距離に人が来てくれること自体が、「自分は見捨てられていない」「生きていてよい」という感覚の回復につながるからです。
支援の制度と制度のあいだにある孤独を埋め、存在の価値を取り戻すために、この活動に取り組んでいます。
支援金の使い道
ご支援いただいた寄付金は、必要としている人のもとへ実際に会いに行くための活動基盤づくりに活用します。
主な使途は、訪問にかかる交通費・宿泊費、面談や同行支援の準備にかかる通信費・事務費、活動記録や報告を行うための運営費、広報・発信に必要な制作費などです。
また、継続的に依頼へ応えていくためには、訪問そのものだけでなく、日程調整、相談内容の整理、支援先との連携、活動後の記録と振り返りといった見えにくい運営業務も欠かせません。寄付は、こうした一つひとつの積み重ねを支える大切な力になります。今後は、活動の継続性を高めるため、月次での活動報告や収支の見える化にも取り組んでいく予定です。
ご支援によって、距離や経済的事情に左右されず、必要な場所へ必要なタイミングで会いに行ける体制を整えていきます。

