私たちの取り組む課題
がんになる前から少しでも関心を持っていれば、もし自分ががんになった時でも冷静に受け止められるのではないか?
しかし、いくら必死に訴えても逆効果で怖がってしまう人もいます。難しい言葉や説教がましい事を言うよりも、現役末期がん患者の僕自身が大好きなバンドマン達と楽しんでいる姿を見せていく事で、何かを感じてくれるところから始まる啓蒙活動があっても良いし、それによってがんに罹患して悲観的になってしまう人を少しでも減らせる…という課題に向けて活動しております。
なぜこの課題に取り組むか
2009年、僕が師と仰ぐ高校の大先輩「忌野清志郎」さんが旅立った。多くの人が悲しみにくれていた。
僕はその時「悲しんでいるばかりではダメだ。何かアクションを起こさなければ」と感じていました。
忌野清志郎さんががんになったのだから、自分も調べてみよう。と人間ドックに行ったところ、そこでがんが発覚した。
もしあの時に悲しむだけでアクションを起こさなければ早期に発見出来なかった。
その後10年の間、再発は10回を超えていよいよ治療法もなくなった2016年に「嘆いて過ごしても1日、楽しく過ごしても1日、どうせなら楽しく過ごそう」と思い立ったのがきっかけとなりドヤフェスというイベントを立ち上げました。
忌野清志郎さんにゆかりのあるバンドマンを訪ね歩き、忌野清志郎&2.3sのギタリスト「山川のりを」さんにご理解いただいてドヤフェスはスタートしました。
がん患者と「これからがんになる(かもしれない)人」が混在する不思議なイベントの中で、いつ死ぬかわからない僕はどんどん元気になっていきました。音楽は人を救う。それを実際に見せていくことが人に何かを感じてもらえる。
そう信じているからこそ続けている。それがこの活動をしている理由です。
寄付金の使い道
3年以上14回ほど開催してきて、2019年からは全国から呼んでくれる方も増えて全国ツアーを展開しております。
その全国ツアーの際の経費として寄付金を有効に使わせていただきたいと考えております。