私たちの取り組む課題
丸森町は自然豊かなゆえに山や道端に猫を捨てていかれることも多い地域です。
また、不妊去勢手術を行わないまま外飼いしている家庭も多く、どんどん繁殖してしまいお世話ができなくなる多頭飼育現場も点在しており、ご近所トラブルに発展するケースもあります。
私たち【まるもふ猫神プロジェクト】では、これらの問題解決のため、
・不妊去勢手術推奨や適正飼養の啓発活動
・地域住民の相談受付
・役場や保健所との協働
・臨時スペイクリニック(不妊去勢手術専門クリニック)開設
・保護猫シェルター開設
・譲渡会開催などで里親希望者への譲渡
などの活動を行っております。
なぜこの課題に取り組むか
丸森町は「猫神文化」が根強く残る地域で、古来より猫が大切にされてきました。
かつて養蚕業が盛んだった頃、お蚕さんをネズミから守るために猫を飼い、生を全うした猫を手厚く弔って石碑を建てました。
その数は80基以上にのぼり、猫碑の数は日本一ともいわれています。
一方で、近年は猫による問題が深刻化しており多頭飼育崩壊現場が点在していたり、捨て猫問題や野良猫によるクレームも多く存在しています。
丸森町に限らず地方ではよく聞く話ですが、昔からの風習で猫が増えないよう生まれた子猫を川に流したり、土に埋めるなどという行為(※)も今だに行われていると聞きます。
まるもふ猫神プロジェクトでは現代における正しい飼い方を広く伝え、猫と人間が共生していける町にしていくことを目標に日々奔走しております。
皆様の協力と共感を得て、持続可能な形で猫たちの新しい未来を作り出したいと強く願っています。
※愛護動物をみだりに殺傷した場合、5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科せられます。
愛護動物を虐待または遺棄した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。
寄付金の使い道
保護した猫達の医療費・フード・猫トイレ・玩具・ケージ類など猫に関わる備品の購入等に有り難く充てさせていただきます。