私たちの取り組む課題
2020年4月あたりから密を避けるため、パソコン教室のキャンセルが相次いでいました。新型コロナ拡大防止の影響のため生徒さんが半分になりました。全体的に去年から事業費の売り上げが落ちてきました。
ただ、幸いなことにコロナ渦で変わったことは知的障害、発達障害を持つ生徒さんが新しく入ってきたことです。行き場がなく、第3の場所として引きこもりにならないようにパソコン教室でスキルを身につけたいという生徒さんが増えてきました。元々パソコン教室は障害者向けパソコン教室でした。コロナ渦の影響で障害を持たない大人はほとんど辞めましたが、知的、聴覚、発達障害者は辞めず、パソコン教室に通ってくれています。改めてマミーのパソコン教室は必要とされていることに気が付き、生きがいをもってスタッフ一同力を合わせてパソコン教室の継続に頑張っている状態です。しかし、コロナ禍の影響により2022年6月18年間ある企業から引き受けていた業務委託HP制作が打ち切りになり、月27万の収入がなくなりました。家賃やスタッフの給与が支払えない状態になり、足りない分は代表の備えの貯金から支払っていましたが備えも底をつき、限界を感じ、2023年2月末に事務所を撤回することになりました。パソコン教室は豊中市の障害者施設の部屋を借りてそこで指導できるように進めています。しかし2月末までの家賃(12月分、1月分、2月分)と安藤美紀の未払い給与の分(2022年9月、10月、11月、12月、2023年1月、2月、3月、4月分)が足りません。
なぜこの課題に取り組むか
2023年3月に障害者パソコン教室が継続できるように場所を変え、豊中市の障害者施設の部屋を借りてそこで指導できるように取り組みます。
オンラインパソコン教室を2022年11月に開催しますが、まだ慣れていない生徒さんのためにも対面式パソコン教室は必要です。現在、障害児を持つ親御さん、障害者と一体となってマミーのパソコン教室が継続できるように頑張っています。
「コロナ禍の中の障害者を置いてけぼりにしない」ことをいつも頭の中に入れて置き、オンラインと対面式を上手く活用したパソコン教室を目指しています。しかしNPO法人MAMIEの大きな収入だった業務委託が無くなったことにより、経営が厳しくなりました。
そこで、一番経費がかかる事務所を撤去し、障害者センターの部屋を使わせて頂ける場所を探すことです。
何故豊中市なのか?
それは今のNPO法人MAMIEが設立する前、私は豊中市の障害者センターの部屋を借りて小学2年の息子を連れて「障害者パソコン教室」を開催していました。そう、私はそこで障害者らにパソコンの講師として指導していました。当時の私はシンブルマザーだったため、息子も一緒に連れて障害児と一緒にパソコンを指導していました。
もう一度、スタートに戻って一から考えてみよう、きっと解決口が見えるかもしれない。
あの頃の私は必死だった。2キロのノートパソコンを4台抱えながら車もなくて、バスに乗ってそこに足を運び、彼らに指導していた日々。
息子は泣いていた。「おかん、なぜうちには車がないの」私は息子を叱った。「なぜそんなことを言う?」バスの中で息子を大声で怒った私。車で教室に来てる彼らは障害者だ。でもあなたは目も見える、耳もきこえる、言葉も話せる、足もある!
なのに車に乗りたいだと?何を言うの???
息子は泣いた。そんなこと言わないでよ!聞いただけだよ!
その帰り、私は息子の手を引っ張った。
「ホルモン焼き食べよか」ちっちゃいお店で息子と二人で食べたホルモン焼きは美味しかった。
それを思い出し、涙が出ました。そう、ここまでこれたのは他ならぬ障害児を持つ親御さんのお陰だった。
今となっては小さかった息子も大人になり、障害者のパソコン教室の先生になった。
私の片腕となり、障害児から障害者まで丁寧に指導している。親御さんからの評判はとてもいいと聞く。
ここまで築いた障害者パソコン教室をコロナ禍によって潰れてはならない。
私が豊中市の住民となり、これからも拠点を豊中市でも進められるようにするにはどうしたらよいか、考え中です。
考え、活動することはできても時間が過ぎていく中で家賃の支払い、そして安藤美紀の給与が足りないため、ご協力いただけると助かります。
寄付金の使い道
2月末までの家賃(12月分、1月分、2月分)※月15万×3 45万
安藤美紀の未払い給与の分(2022年9月、10月、11月、12月分)が※月13万×4 52万
合計97万