私たちの取り組む課題
1996年英国発祥のMaggie’s Cancer Caring Centreの日本版として2016年10月に開設。がん患者とその家族・友人・医療者等、平日10時~16時に、無料で予約なくご利用でき、今年11月までに2万4千人以上が来訪。医療の専門家が友人のようにお話を聴き「自分を取り戻す」サポートを行っています。(※安心してお越し頂けるよう、現在は事前連絡をお願いしています)
そこで、がんに詳しい看護師・心理士・栄養士・保健師等の専門家が、友人のように、病気のこと、生活のこと、漠然とした不安など、話を聴きながら一緒に考える(実用的・心理的・社会的)サポートを行っています。セルフケアを中心とした内容(リラクセーション、栄養の話、ストレスマネージメント、ノルディックウォーキング、メイクや頭皮ケア、リンパ浮腫教室、家族ケア、グリーフケア等)を行っています。
なぜこの課題に取り組むか
1996年英国発祥のMaggie’s Cancer Caring Centreの日本版として2016年10月に開設。がん患者とその家族・友人・医療者等、平日10時~16時に、無料で予約なくご利用でき、今年11月までに2万4千人以上が来訪。医療の専門家が友人のようにお話しを聴き「自分を取り戻す」サポートを行っています。(※安心してお越し頂けるよう、現在は事前連絡をお願いしています)
それほど、がん患者をはじめ、がんに影響を受ける人々がマギーズセンターのやすらげる空間とサポートを必要としているのだと、気の引き締まる思いです。
年間約100万人ががんになり、2019年国立がんセンターの「全がんの5年相対生存率」が66.4%と、多くの人ががんと共生していかなくてはならない時代ですが、がんになった人の自殺・転落率は一般の23倍というほどがんという病気が与えるショックは大きく、がんに影響を受けた人の社会的・心理的ニーズは満たされていません。そこで、マギーズ東京では、がんの疑いから、治療、社会復帰、終末期やそのご遺族までの全ての過程で、病院でも家庭でも職場などでも話しずらい悩みや思いや困りごとを、安心してゆっくり話せるように寄り添って聴き、訪れた人が納得のいく治療や人生をまた歩み出せるサポートをしています。
私たちマギーズ東京は、豊洲の地を東京オリンピック開催の2020年までの限定で使わせていただいていましたが、おかげさまで2022年までの延長が決まり、私たちには、今後も引き続きマギーズセンターを運営し、たくさんの方をお迎えしたい思いがあります。
現在、都内はもちろん、全国・海外からも足を運んでくださるご来訪者さんも少なくありません。東京以外にもマギーズセンターのような場をという声もあり、たくさんの方々にマギーズのような居場所が必要とされていると感じています。
2022年以降もマギーズが存続できるよう、どうか私たちの運営継続に向けた活動に、あたたかなご支援をよろしくお願いします。
寄付金の使い道
2022年以降もマギーズ東京が存続できるよう、運営継続に向けた活動費用、並びに、日々のマギーズ東京運営に必要不可欠な看護師、心理士など常勤医療従事者5名に加えて、非常勤医療従事者6名と、企画運営、HP・情報発信を行う非常勤スタッフ5名、臨時スタッフ5名の活動費とさせて頂きます。