事業の目的
「らてるね賞」は、華やかなスポットライトに照らしだされた舞台を下支えしている宣伝美術の担い手に、ささやかにでも優しく灯りをかかげようと、故伏島信治さんが2012年に創設した極めて私的な賞です。2014年に伏島さんが亡くなってからも、数名の有志で実行委員会を再結成し継続してきました。2019年度からは感染症の影響で休止状態にありましたが、2024年に再開する運びとなりました。
これまでの活動
2015年に実行委員会体制になってから、2019年に感染症の影響で中止するまで毎年継続的に開催してきました。
これまでの活動実績・受賞者については、ブログからご確認いただけます。
これまでの事業成果
らてるね賞の実施を通じて、私たちは宣伝美術家への励みと評価の向上、フライヤー・ポスターの芸術性と質の向上、新たな観客層の開拓と観客動員の増加、演劇と市民のつながりの強化、そして業界全体の意識向上と連携強化など、多くの成果を上げることができました。
選考基準に基づき作品の芸術性やデザイン性が重視されることで、フライヤーやポスターのクオリティが向上し、高品質な宣伝物を通じて新たな観客層の開拓にも影響を与えています。賞の存在がデザイナーたちの創造意欲を刺激し、独創的で魅力的な作品が多く生まれ、業界全体の意識向上と連携強化につながりました。
これらの成果を通じて、らてるね賞は宣伝美術の重要性を再認識させるとともに、演劇文化の発展に大きく貢献しています。
事業の必要経費
大賞・優秀賞受賞者への賞金・副賞、その他活動運営費。