私たちの取り組む課題
らてるね賞の運営を通し、北海道で上演される演劇フライヤーの芸術性を高め、コンテンツの充実を図ります。
また、札幌市教育文化会館との共催により、札幌市教育文化会館ギャラリーにて「らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)最終候補作品展」の開催を予定しております。候補作品を市民に公開・展示することにより、本賞の周知に加え、北海道演劇の宣伝美術の質の向上を図ります。
なぜこの課題に取り組むか
演劇の魅力を宣伝し、採算と再生産の道を広げるためには集客の戦略とツールを磨かなければなりません。近年、様々な告知ツールがある中、街角・店舗・公共施設など市民の暮らしの中で接触力の高いポスター・フライヤー(チラシ)は、新たな集客と、演劇と市民の間を取り持つ役割を担う、今なお色あせない大切なツールです。観劇する以前から作品のイメージを形作る役割を担い、観劇の後も作品の記憶を補うなど、演劇にとって不可欠なものです。このフライヤーの芸術性を高め、コンテンツの充実を図るために、日々制作に当たる宣伝美術の担い手を励まし、小さな灯り(ラテルネ※ドイツ語で手提げランプ)で照らすささやかな賞が「らてるね賞」です。
寄付金の使い道
創設当初は、伏島さんがご自身のポケットマネーで続けてこられた「らてるね賞」ですが、2015年からは実行委員会で支援者を個人的に募り継続してきました。2024年以降は、実行委員会を中心に支援者を募りつつ、新たにウェブ等による一般協賛(一口2,000円)の募集を行います。
寄付金は、賞金等の活動運営費として使用いたします。