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きょうゆうプロジェクト

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私たちは、不安を抱えるひとのこころを支えたい、社会の中で音楽を実践したいという思いから、行動を起こします。医療現場にある様々な課題に、音楽と医学の発想を組み合わせて挑戦していきます。

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私たちの取り組む課題

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 私たちが取り組む課題は大きく2つあります。

  1. 医療関連施設で過ごされる方の心理面における課題
  2. 音楽家が社会貢献に取り組む際の課題

 コロナ禍で、先の見えない不安や普段と違う生活を強いられるストレスを感じたことはありませんか?それらの感情が大きな問題となっている場所があります。それは病院です。

 感情は、生理的な現象であり、環境に適応するための重要な役割を果たしています。例えば、恐怖という感情は、危機から逃れ、身の安全を確保するために役立ちます。

 私たちの生活を豊かにもしてくれる感情ですが、ネガティブな感情にさらされ続けると、様々な問題が生じてきます。身体的には、血圧や血糖の上昇、頭痛、動悸などを引き起こし、全身の臓器に負担がかかります。そして社会的には、意欲の低下、人間関係の悪化などが起こると考えられます。

 こうした問題は、病気の悪化や、治療の長期化、さらなる病気の発症につながる可能性もあります。そしてこれは、患者さんだけでなく、患者さんのご家族や、そこで働くスタッフ全員に起きうる問題でもあるのです。


 音楽家の中には、社会貢献活動に取り組みたいと考える人も少なくありません。しかし、こうした活動はボランティアを前提とすることが多く、音楽家がなかなか参加できない現状があります。

 また、音楽を導入したい医療施設は多くありますが、施設ごとに個別に募集をしたり、知り合いを辿って依頼することが大半です。

 こうした現状に対して、私たちは、音楽による社会貢献活動の障壁を取り除いていき、音楽によってこころを支えることを目指していきます。




<団体概要>

きょうゆうプロジェクトは、音楽と医学を結び付け、「健康に寄与する音楽」を模索する宮下と、地元東北のため、精神的な復興に貢献したい思いを持つ森によって発足した団体です。東北大学基金主催「とも・プロ!2021」におけるクラウドファンディングにて90万円の資金を集め、活動を始めました。医療関連施設におけるオーダーメイドの音楽会の企画、医療機関と連携し、疾患の一次予防を目的とした市民講座の企画などを行っています。


<活動の目的>

・病院にいるすべてのひとのこころを支える

・良好な信頼関係の構築を支える

・社会の中で音楽を実践する


<メンバー>

宮下琳太郎:共同代表

桐朋学園大学音楽学部を卒業し、現在は東北大学医学部医学科に在籍。南相馬市より感謝状(東日本大震災復旧復興支援)を贈られる。

ひとの感情に関心があり、感情を喚起する音楽の性質によって、こころを支える方法を模索する。

https://rintaromiyashita.com/


森里香:共同代表

福島県郡山市出身。福島県立安積高等学校、東京音楽大学卒業。同大学院科目等履修生修了。音楽療法や、音楽を通したコミュニケーションに興味を持ち、在学中より社会貢献活動に取り組む。地域音楽コーディネーター。

小児科や、特別支援学校での演奏を通して、こどもとその親のこころを支えることに強い思いを寄せる。

https://lit.link/liccaviolin


北村開志

東北大学医学部医学科に在籍。ピアノ・編曲・コントラバスをこなし、東北大学の音楽サークルを率いている。

人と人を繋げ、その人の思いを実現させていくことにこころを燃やす。

https://knoow.jp/@/northernvillage


なぜこの課題に取り組むか

なぜこの課題に取り組むかの画像
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 こころを支える方法はいくつもありますが、その一つに対話があります。しかし、医療スタッフは多忙で満足に時間がとれないこと、治療を優先させるという現実から、十分に行われているとは言えません。

 また、医療従事者は、その職業の性質上、自己を犠牲にし、ストレスを抱えやすいと言われています。医療従事者自らの健康を損なうだけでなく、患者さんへの治療にも影響が及びます。

 ここにこそ、「社会の中で音楽を実践する」場があると考えました。音楽は場所や人数を限らずに体験を共有でき、共感性も養うことができます。対話に加え、こころを支える方法として私たちは音楽を提案します。

 感情は、気の持ちようの問題と片付けられることも多いですが、決してそんなことはありません。医療施設で過ごすすべての人が、安心して過ごせる環境を作ることは、心理的に良いだけでなく、治療成績や労働生産性の向上につながるなど大きな可能性を持っています。


 私たちはこれまで、音楽大学を卒業して、実力社会の中で働いていくにつれ、自分の代わりはたくさんいるという現実に直面し、自分が音楽をやる意味を見失う音楽家を数多く見てきました。

 「自分が必要とされている」感覚は、生きがいを構成する一要素だと言われています。そして、「自分の専門性を発揮できる」ことも重要です。

 医学生として、病院で実習している際も、音楽家として、医療施設で演奏していても、現場で音楽を求める声はとてもよく聞かれます。


 私たちのチームには、音楽家と医療従事者を繋ぐことのできる個性豊かなメンバーが揃っています。私たちだからできる、音楽と医学の新たな可能性に挑戦し、そして、東北、日本の医療と音楽の分野をリードする存在を目指します!

寄付金の使い道

寄付金の使い道の画像
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皆様からお寄せいただいた寄付金は、交通費、宿泊費、人件費、楽曲使用料、外注費(編曲・作曲依頼)などに使用します。

特に、社会貢献に参加した人がすり減っていくことがないように、適切な出演料を支払っていくことは、大切な目標でもあります。


持続可能な社会貢献活動の実現を目指し、皆様の応援、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。



https://linktr.ee/kyouyu.project

代表:宮下琳太郎 森里香

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